マーゴット・ロビーを「選ばなかった」キャスティング・ディレクター、そのスター性をべた褒め
映画『バービー』でバービーを演じ大注目のマーゴット・ロビー。彼女はかつて人気ドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』のオーディションに落ちていたことが分かった。Deadlineが報じた。
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キャスティング・ディレクターのエリック・ドーソンによると、マーゴットがオーディションを受けたのは、2012年に放送された同シリーズのシーズン2である『アメリカン・ホラー・ストーリー:アサイラム』。同シリーズはシーズン毎にテーマを変えて描かれるが、このシーズンでは精神病棟を舞台にホラーストーリーが繰り広げられた。
「マーゴットが主役級である要素は沢山ありました。キャスティング・ディレクターにとって、俳優を起用するだけの余地が残されていないことは、非常に辛いことです」とエリックはポッドキャスト『In the Envelope: The Actor(原題)』のインタビューで明かしたそうだ。
「彼女のオーディションは、これまでの経験で一番のお気に入りかもしれません。彼女がブレイクする直前のことでした。彼女は当時からスターで、彼女が部屋に入ってきたときのスター性といったらクレイジーな程でした」と振り返る。
残念ながら、マーゴットに合う役はこのシーズンになく、起用されることはなかったが、代わりに彼女は同年、マーティン・スコセッシがメガホンを取り、レオナルド・ディカプリオが主演を務めた『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』に出演し、大ブレイクを果たした。
エリックは、「『アメリカン・ホラー・ストーリー』には起用されませんでしたが、キャスティング・ディレクターとして、『彼女はスターだ。どう扱ったらよいだろうか?』と思いました」「キャリアが上昇中にある人たちをこの目で目撃することは、まさにキャスティング・ディレクターとしての醍醐味です」と語っている。