『君に届け』12年の時を経て続編アニメ制作決定　Netflixにて2024年配信へ

アニメ

公開日：2023/9/4 17:00

『君に届け』12年の時を経て続編アニメ制作決定　Netflixにて2024年配信への

【写真】原作者・椎名軽穂のお祝いイラスト　顔を寄せ合う爽子＆風早くん

　椎名軽穂の漫画『君に届け』は、2006年から2017年まで「別冊マーガレット」（集英社）で連載され、累計3600万部（紙＋電子）を記録している大ヒット作。北海道を舞台にした高校生のリアルで甘酸っぱい恋愛模様が男女問わず人気を集め、アニメ化・実写映画化・ゲーム化などさまざまなメディアミックスを展開してきた。

　このたび、2011年の『2ND SEASON』から12年を経て、続編となる『君に届け 3RD SEASON』が2024年にNetflixで世界独占配信されることが決定。本作の主人公・黒沼爽子と風早翔太の仲睦まじい姿が描かれたティザービジュアルが公開された。『2ND SEASON』でカップルとなった2人が、『3RD SEASON』でどのような恋模様を繰り広げるのか期待が膨らむビジュアルとなっている。

　また、原作者・椎名軽穂から、今回の制作決定を祝し、描き下ろしのイラストとコメントが到着。イラストは、爽子と翔太が笑顔で顔を寄せ合う姿が描かれている。今回のアニメ化について、椎名は「時を経ての再アニメ化は、あの頃アニメを楽しんでくださった皆さんもとてもびっくりなのではないでしょうか。私も当時楽しませてもらった1人です。ものすごくびっくりしましたし、とてもとても嬉しいです」と喜び、「アフレコを見学させていただきましたが、爽子は爽子で風早は風早で。とても10年以上経っているとは信じられない素晴らしいキャストさんたちの演技に、感動してホロリとしました。絵もすごく可愛い！　1話ずつのまとまりも素敵すぎるので、またぜひ一緒に楽しみましょう！」とメッセージ。

　キャストは、第1期から引き続き、黒沼爽子を能登麻美子、風早翔太を浪川大輔が演じることが決定。アニメーション制作も、Production I.Gが第1期から変わらず担当する。

　第2期から10年以上を経て再び演じることについて、能登は「第3期のお話を伺った時には大変驚きました。嬉しさとともにこれは責任重大だと並々ならぬ緊張感がありますが…。10年という歳月に臆することなく『君に届け』という素敵な素敵な作品に関われる喜びを胸に臨んでいきたいです」とコメント。

　浪川は「自分にとっても思い入れの強い作品です。その瞬間その瞬間を大事に演じていたので、お話を頂いたとき、あの感覚を思い出せるかなど一抹の不安はありました」と明かし、「キャストが集まるとみんな風格がすごい！　先生ともお会いできて、このキャストでいきたいという強い思いを聞いて奮い立ったのを憶えています。最高の原作を最高のアニメでお届けできるよう精一杯頑張りますので是非楽しんでください」と語っている。

　漫画・アニメ・映画・ドラマと世代を超え、数々のファンを魅了してきた『君に届け』。今後もアニメのほか、9月20日からは「君に届け展」が松屋銀座8階イベントスクエアを皮切りにスタートするなど、さまざまな展開を見せていく。

　『君に届け 3RD SEASON』は、2024年にNetflixにて世界独占配信。

能登麻美子、浪川大輔コメント全文は以下の通り。