比嘉愛未&三浦翔平、W主演作の“苦しみ”共感「わかるー!」
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女優の比嘉愛未と俳優の三浦翔平が7日、都内で行われた映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』完成披露舞台あいさつに、主題歌を歌うビッケブランカ、田中光敏監督と共に出席。本作で演じた役柄の苦しみを共感し合った。
【写真】花柄ワンピースで登場した比嘉愛未(全身ショット)
比嘉と三浦がダブル主演する本作は、相続と家族を軸に、2000年に開始した成年後見人制度の問題をテーマにしたハートフルストーリー。三重県伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親をもつ三人姉妹の三女・大亀遥海を比嘉、成年後見に注力している弁護士で、あることをきっかけに大亀家と関わりをもつことになる城島龍之介を三浦が演じる。
親子関係に確執がある役柄を演じた比嘉は「心の中に葛藤を抱えた役どころだったので、私自身も演じていてとても苦しかった部分もあります。自分自身と似ている部分もあり」と告白。さらに「私自身も、親子の確執とまでは言いませんが、親子関係ってあるじゃないですか。ぶつかったり和解し合ったり。そういう自分の中でも記憶がある感情を掘り返しながらこの役どころに向き合った」と打ち明けた。
一方、三浦も「結構、龍之介を生きている間はしんどかったです。龍之介の役を全力で楽しめたかと言われたら、結構そうではなくて、苦しいというか」と吐露。比嘉は「わかるー!」と強く共感していた。
また、本作に登場する時価6億円の真珠にちなみ、「もしも6億円が手元にあったら何に使うか」と聞かれた比嘉は「いりません。そんな大金を手にしたら自分の人生が壊れてしまうから」とした上で、「でも手に入れたとしたらやりたいことはたくさんある」と語り、環境保護や今作の舞台となった伊勢志摩の応援に使いたいと答える。
三浦は「6億って微妙な数字ですよね。壮大なことをしようと思ったら足らないし、普通のことをしようとすれば足りすぎる」と悩みつつ、「お世話になったので、三重県の真珠づくりに全部(使う)」と回答。その後、「ごめんなさい、3億円は次回の監督の作品に使う」と訂正し、会場を盛り上げていた。
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』は、10月6日より全国公開。