『VIVANT』“卓”林遣都から“ベキ”役所広司へ 壮絶半生に視聴者涙「つらすぎる」(ネタバレあり)
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堺雅人主演、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也共演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系/毎週日曜21時)の第9話が10日に放送され、ベキ(役所)が過去を語り、回想シーンで林遣都が若き日のベキ=乃木卓を演じると、ネット上には「つらすぎる」「号泣」などの声が相次いだ。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)
【写真】乃木憂助(堺雅人)の父・卓(林遣都)と母・明美(高梨臨) 『VIVANT』第9話場面カット
テントは、テロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明する。資金調達に成功し、さらに組織の中での信用を高めた乃木憂助(堺)は、テントのリーダーで自身の父親でもあるベキ(役所)に、組織の成り立ちを教えてほしいと訴える。
憂助の要望に応えるように、ベキは乃木卓として生きた自身の過去について語り始める。東大を経て公安刑事となった卓は、農業使節団の一員として諜報活動をするために妻・明美(高梨臨)を連れてバルカ共和国へ。現地の人々から信頼されるようになった頃、憂助が誕生。一家はバルカで幸せな時間を過ごす。
しかし憂助が3歳になった頃、バルカでは対立する民族間の争いが激化。卓は家族とともにバルカから脱出するため公安警察に助けを求める。しかし指揮官からの裏切りにあった上に、武装組織によって幼い憂助を奪われてしまう。
武装組織に捕らえられた卓と明美は、1ヶ月にわたる苛烈な拷問にかけられる。卓が公安刑事であることを黙り続けた明美は獄死。その後、卓は幼い憂助が生きていることを信じて、バルカをさまよい歩くことになるのだった…。
ベキの壮絶な過去が明かされると、ネット上には「つらすぎる」「壮絶すぎるって…」といったコメントや「可哀想すぎて涙止まらん」「シンドイ。号泣」などの反響が続出。さらに卓を熱演した林にも「演技すごすぎて泣く」「役所広司の過去が林遣都って納得」といった称賛が集まっていた。