7月期「面白かった夏ドラマ」ランキングTOP10
各局で放送された7月期ドラマも物語のクライマックスを迎えて大団円のフィナーレへとたどり着いている昨今。クランクイン!では、2023年7月期に放送された「夏ドラマ」の人気アンケートを実施。「夏ドラマ」人気作の最終ランキングトップ10を発表していこう。
【写真】7月期「面白かった夏ドラマ」ランキング10位~1位に輝いた作品、出演者フォトギャラリー
今回の結果は、クランクイン!が2023年9月13日~18日正午の6日間で「あなたが『面白かった!』と思う夏ドラマは?」と題したアンケートを実施して集計したもの。投票は1人につき最大1つの番組まで。1294名から回答があった。
■第10位 『ばらかもん』(38票)
杉野遥亮
第10位にランクインしたのは『ばらかもん』(フジテレビ系)。本作は「ガンガンONLINE」「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)にて2008年から2018年にかけて連載された、漫画家・ヨシノサツキの同名漫画を実写化した。
書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう)(杉野遥亮)が、長崎県・五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディーだ。ちなみに「ばらかもん」とは、五島列島の方言で“元気者”を意味する。
■第9位 『転職の魔王様』(45票)
成田凌
第9位には、主演・成田凌、共演・小芝風花で贈る『転職の魔王様』(カンテレ・フジテレビ系)が登場。
額賀澪の同名小説を原作とする本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣(しんらつ)な言葉で一刀両断する一方、彼らに働く自信と希望を取り戻させる様を描く、心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント。1話完結のストーリー展開で、毎回さまざまな事情を抱えた転職希望者が登場し、その人間模様はもちろん、転職業界の実態も垣間見ることができる。
■第8位 『ウソ婚』(60票)
長濱ねる
Sexy Zoneの菊池風磨が主演を務め、ヒロインを長濱ねるが務めた『ウソ婚』(カンテレ・フジテレビ系)は8位にランクイン。
時名きういの同名漫画を実写化する本作は、ウソから始まる甘酸っぱくてオトナなラブコメディー。超モテ敏腕建築士の主人公・匠(菊池)が、再会した幼なじみの八重(長濱)に依頼したのは、半年限定の“ウソの結婚相手”アルバイトだった。ウソ婚は初恋の再スタートなのか? ホントの愛をかなえるため、不器用ながらひたむきに奮闘する姿が描かれた。
■第7位 『何曜日に生まれたの』(82票)
飯豊まりえ
女優の飯豊まりえが、プライム帯連続ドラマ初主演を務めた『何曜日に生まれたの』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が7位に。
本作は、地上波連続ドラマは5年ぶりとなる脚本家・野島伸司のオリジナル作品。27歳の黒目すい(飯豊)は、漫画家の父・丈治(陣内孝則)と二人で暮らす、ほぼ引きこもりの家事手伝い。彼女が部屋に閉じこもってから10年が過ぎた頃、丈治の連載の打ち切りが決定した。担当編集者の来栖久美(シシド・カフカ)は、生活のために「なんでもやります」とすがる丈治に、大ベストセラー作家の公文竜炎(溝端淳平)が原作を書き、丈治が作画を担当する、コラボを提案する。ジャンルは鮮烈でピュアなラブストーリー。公文からの条件はただひとつ、すいを主人公のモデルにすることだった。
ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か、先が読めない予測不能な展開も注目を集めた。
■第6位 『真夏のシンデレラ』(83票)
森七菜
女優・森七菜&俳優・間宮祥太朗がダブル主演する月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)が6位にランクインした。
本作は、真夏の海を舞台にしたオリジナル脚本による男女8人の恋愛群像劇。海辺で育った女子たちと一流大学卒の男子たちが、学歴も環境も異なりながらも、互いに自分らしく、人生に、そして恋に前向きに生きていく姿をハートウォーミングに描く。脚本は「第34回ヤングシナリオ大賞」大賞受賞の市東さやか。
王道をいくラブストーリーに「王道青春胸キュン」「フジの月9が戻ってきた」など多くの反響が集まり、終盤の急展開も大きな話題になった。