7月期「面白かった夏ドラマ」ランキングTOP10
■第3位 『ハヤブサ消防団』(275票)
中村倫也
第3位に輝いたのは、俳優・中村倫也が主演する『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)。
池井戸潤の同名小説を映像化する本作は、山間の小さな集落を舞台に描く田園ミステリー。物語は、スランプ気味の作家・三馬太郎(中村)が亡き父の故郷、“ハヤブサ地区”に移住するところから幕を開ける。都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートしたはずの太郎だったが、地元の消防団に加入したことを機に連続放火や住民の不審死など怪事件に次々遭遇。ハヤブサ地区を守るべく真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たっていく。
初回から登場人物が遺体で見つかったりと、スタートから池井戸作品らしく考察しがいのあるミステリアスな展開から始まり、終盤の意外過ぎる人物の裏切りは大きな衝撃を与えた。
コメントでは「私史上最高にリピしたドラマでした。池井戸潤さんはじめキャストが最高でした」「内容もよかったけれど出ている役者さんたちの演技がさすがでおもしろかった」「私が好きな俳優である中村倫也さんが主演ということでドラマを見た。ミステリー好きなのでとても面白かった」と、内容だけではなく出演者を絶賛する意見が多く集まった。
■第2位 『トリリオンゲーム』(276票)
佐野勇斗
第2位には、Snow Man・目黒蓮が主演し、俳優の佐野勇斗が共演するドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)がランクイン。
本作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で好評連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一による同名漫画のドラマ化。主人公である“世界一のワガママ男”のハル(目黒)、“まじめで不器用なエンジニア”のガク(佐野)という正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントだ。
最終回では大企業の悪事を暴いて最高のバディとなったハルとガク。コメントには、「ハルとガクの友情に心が熱くなりました。とてつもないサクセスストーリーで、爽快な気分になれました」「回を増すごとにどんどん面白くなっていっている!」などの声が届いた。