実は改名していたお笑いコンビ 「親不孝」のコンビ名で活動していた『M‐1』王者とは?

関連 :
先日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で改名をめぐるドッキリを仕掛けられたお笑いコンビ・インディアンスが、その企画をきっかけに本当に「ちょんまげラーメン」へと改名することを発表。結成15年、『M‐1グランプリ』(テレビ朝日系)決勝常連の人気コンビの改名は話題になった。そんなちょんまげラーメンのように、お笑い界の第一線で活躍中のコンビのなかには、過去に全く別のコンビ名で活動していたコンビも少なくない。今回はその一部を紹介しよう。
【写真】「実は改名していた人気お笑いコンビ」フォトギャラリー<全6組>
■ ウッチャンナンチャン
かつてはダウンタウンらと『夢で逢えたら』(フジテレビ系)で共演し、共に平成以降のお笑い界をけん引してきたウッチャンナンチャン。そんな2人は当初「おあずけブラザーズ」という名前で活動をスタートさせた。これは当時アイドルとして活動していた「おあずけシスターズ」をもじったもの。その後、南原清隆の思いつきで「ウッチャンナンチャン」になった。南原は「ちょうなんず」への変更を考えていたそうだが、当時出演していた『お笑いスター誕生』(日本テレビ系)のスタッフに却下されたそう。今となっては、「ウンナン」の略称で完全に定着している。
■ さまぁ~ず
三村マサカズと大竹一樹からなるさまぁ~ず。2人はもともと「バカルディ」として活動をスタートし、ライブシーンを中心にお笑いファンの支持を集めていたが、今ひとつブレイクしきれていなかった。2000年に放送された『新・ウンナンの気分は上々。』(TBS系)で、海砂利水魚(のちのくりぃむしちゅー)と対決し、負けた罰として「さまぁ~ず」に期間限定で改名。「バカルディ」に愛着を持っていた2人は当初改名に強い抵抗感があったが、改名をきっかけにゲスト出演した番組での活躍などで一躍ブレイク。名前が定着したこともあり、改名後のまま今に至っている。現在ではさまぁ~ずとしての活動歴が、バカルディ時代の活動歴を優に超えている。
■ くりぃむしちゅー
有田哲平と上田晋也からなるくりぃむしちゅー。彼らのコンビ名の変遷については、かつて上田が『太田上田』(中京テレビ/毎週火曜24時59分)で語っていた。当初、2人が付き人をしていたお笑いコンビ「コント山口君と竹田君」の山口ひろかずから「島原火砕流土石流」と命名された。これは当時、噴火していた雲仙普賢岳が由来だったが、さすがに過激すぎるということで「海砂利水魚」に落ち着く。さらに2000年、『新・ウンナンの気分は上々。』で改名対決に敗れたさまぁ~ずにリベンジを挑まれて敗北。有田がクリームシチューが好物ということから、ひらがなで「くりぃむしちゅー」とすることに。さまぁ~ずと同様に改名は期間限定のはずだったが、結局そのままで今の活躍に至っている。