馬場ふみか主演『コーポ・ア・コーポ』、T字路sによる主題歌が流れる予告編解禁
馬場ふみかが主演する映画『コーポ・ア・コーポ』より、ポスタービジュアル、メインカット、予告編が解禁された。主題歌はブルースデュオ・T字路sが担当する。
【動画】主題歌はT字路s 映画『コーポ・ア・コーポ』予告編
原作は、独特の世界観でコアなファンを量産し続ける岩浪れんじの同名漫画。昭和レトロな雰囲気を醸し出す大阪の安アパート・コーポを舞台に、年齢も性別も職業もバラバラで、互いによく知らないながらも縁あって一つ屋根の下に暮らす訳あり同士が、飄々(ひょうひょう)と生きる日々を描く。
このたび、解禁となったポスタービジュアルには、主人公・辰巳ユリ役の馬場ふみかをはじめ、ユリの住む「コーポ」の個性豊かな住人、東出昌大、倉悠貴、笹野高史がコーポの入り口に並び、“いろいろあるけど、まぁええか。”のコピーが添えられ、ペーソスあふれる物語を予感させる。
さらに予告編では、猫を抱え金髪ロングの馬場ふみかをはじめ、冒頭からワケあり住人たちが次々と登場。また、T字路sが手がける主題歌「愛おしい日々」が物語に彩りを与え、彼らを優しく包み込むように流れる。“生きるのが下手かもしれない でも、今日も生きている。”というナレーションと共に、住人たちに見送られながらコーポを出発し、風を受けて自転車で下町の街並みを走りぬける主人公ユリの背中から「明日も生きてみよう」と感じさせてくれる。
T字路sは「八方塞がりのようでいて、ひと筋の光が見える。ささやかに、逞しく、それでも生きる。原作のファンであり、自分達が常々作っている曲の世界と重なる部分が大きいと感じておりましたので、主題歌を担当できること大変嬉しく、意気込んで、さて作ろうかとギターを抱えると、驚くほどあっという間にメロディも詞もしっくりと出来上がりました。きっと登場人物たちが私のなかに降りてきてこの曲を作らせてくれたのではないかと。とても気に入っています。エンディングとともに、作品の余韻を深められたらと願っております」とコメントしている。
映画『コーポ・ア・コーポ』は、11月17日より全国公開。