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真木よう子、女優としての極意を告白 役作りは「ゴリゴリに固めてはいきません」

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真木よう子 Amazon Original映画『次元大介』場面写真
真木よう子 Amazon Original映画『次元大介』場面写真Copyright:Original comic books created by Monkey Punch (C)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates and TMS Entertainment Co.,Ltd. All Rights Reserved

 『ルパン三世』シリーズの中でも随一の人気を誇る、次元大介を主役に据えたAmazon Original映画『次元大介』が12日から世界独占配信される。そんな本作で、女優・真木よう子は“美しき伝説の元殺し屋・アデル”役で出演。私服警官や恋する女性、教師など数多くの役を演じてきた真木だが元殺し屋役は今回初挑戦だという。そんな真木は、女優としての極意について「撮影現場に入る前に役のイメージを固めないこと」だと明かしている。

【写真】美しい! 金髪ボブの冷徹な元殺し屋演じる真木よう子

 これまで『さよなら渓谷』で夫に罪を着せた妻、『SP』シリーズで要人警護のプロフェッショナルと呼ばれるセキュリティポリス、『蜜のあわれ』で老作家の幽霊、『脳内ポイズンベリー』で恋に悩めるアラサー女性、『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』で国語教師と色んな役を演じてきた真木。

 そんな真木は、撮影前に役のキャラクターを作り込むタイプではなく、撮影現場に行ってから監督やプロデューサーと話し合いキャラクターを作り上げて演じるタイプだと言及している。

 「基本的に現場に入ってみないと分からないと思っているので、(役作りを)ゴリゴリに固めてはいきません。もちろん事前にどうやって演じていこうか考えてはいますけど、考えてきたことをやってみて監督からストップがかかることもありますからね」

 実際に『次元大介』で演じるアデルは、辛い過去から復讐心を抱き、目的を果たすためなら人を殺めることもいとわない冷酷非道なキャラクターだが、真木は台本を読んだ時に表情豊かな役をイメージしていたそう。しかし、製作陣とイメージをすり合わせ、笑顔を見せない冷徹なキャラクターとして演じることになった。

 「実は当初、自分の中でアデルは表情豊かな子だと設定していて、そのままの設定で撮影に入ろうと思っていたんですけど、プロデューサーさんの『あまり笑わないで』という一言で、笑っちゃいけないんだと思って。それでなるべく感情がない感じにシフトチェンジしました」

 作中では、真木演じるアデルが表情を変えることなく車椅子で過激なガンアクションを繰り広げ、危険な女っぷりを見事に披露している。次元大介と同等のガンスキルを持ち合わせたアデルが次元とどのように対峙(たいじ)していくのか期待が高まるばかりだ。

 『次元大介』は10月13日よりPrime Videoにて世界独占配信。

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