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石原さとみ、3年ぶりの連ドラ復帰作『Destiny』24年4月スタート 短髪クールなビジュアル公開

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ドラマ『Destiny』ティザービジュアル
ドラマ『Destiny』ティザービジュアル(C)テレビ朝日

 石原さとみが主演するドラマ『Destiny』が、テレビ朝日系にて2024年4月より毎週火曜21時に放送されることが決まった。石原は3年ぶりの連続ドラマ復帰となる。

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 本作は、『Dr.コトー診療所』(フジテレビ)の脚本を手がけた吉田紀子が紡ぐ完全オリジナルサスペンスラブストーリー。石原は初の検事役に挑む。

 主人公は横浜地方検察庁中央支部の検事・西村奏。中学生の時、検事の父を亡くしたことをきっかけに、母の故郷・長野県に移り住み、そのまま地元大学の法学部に進学。そして、そこで出会った4人の仲間と共に、司法試験に向け苦楽を共にする一方、恋に、けんかに、友情に…と、キャンパスがある長野の雄大な自然に包まれながら、生まれて初めての「青春」を満喫し、その絆を深めていた。しかし、司法試験資格のためのロースクール入試を間近に控えたある日、事件は起こる。ある人物の死―。それが彼らの運命を大きく狂わせていった。

 「私たち友だちでいようね、永遠に」という仲間との約束を一瞬にして打ち砕いた運命の事件。それから12年の月日が流れ、舞台は長野から横浜へ―。35歳、念願の検事になって6年。そんな奏の前に、「あの」事件以来、消息不明だった同級生が現れ、再び“過去”と向き合うことに…。

 数多くの疑惑に包まれた「大学時代の事件」と相対したことをきっかけに、新たに見えてくる20年前の「父の死の真相」、そして仲間たちの秘密の顔、恋人との再会…と、一見バラバラに見える出来事が、やがて1本の線でつながった時、物語は思いがけない方向へ突き進んでいき…。

 主人公が封印したはずだった青春時代の「光と影」。あらがえない運命の中でも自分の意志を貫いて突き進む奏の姿を描く、20年の時をかけたサスペンスラブストーリーが幕を開ける。

 主演の石原は「3年ぶりの連ドラに不安と緊張がありました。ですが、脚本の吉田紀子さんとプロデューサーの中川さんが作成された企画書に驚かされました。最終回までの流れと共に、主人公・奏をはじめ、全キャラクターの生い立ちから現在に至るまでが細かく書かれていました。それぞれの人間性が良く分かり、全体感も把握でき、先の展開の内容の濃さに大変驚きました。現場では、出演者、そしてスタッフの皆さんの熱量とミリ単位のこだわりに嬉しさと勇気を頂きました」とコメント。

 脚本の吉田は「わりと長いこと脚本を書いていますが、最初にこのドラマの企画を聞いた時には、目の前が真っ白になりました。(本当です)。主役が女性検事。さらに、ラブサスペンスのオリジナル脚本。本格的に法曹界を描くのは初めてでしたし、おそらくその知識は小学生レベル。数日間悩んだ挙句、ふと一本の古い無声映画を思い出しました。20代の頃、劇場で観た活動弁士&楽団付きの『滝の白糸』。若き日に恋に落ちた法学部の学生と、旅回り劇団の女優。女優は苦学生の彼を助けるために学費を援助し、彼は無事司法試験に合格する。だがその二人が、数年後に出会った時には…。この映画が、抜群に面白く、その頃はまだ脚本家にもなっていない私でしたが、家に帰り、そのプロットを、記憶が鮮明なうちにと、必死に書き留めたほどでした。そんな“運命に翻弄されるような恋人たちの話”を書けないか…。しかもピュアなラブサスペンスを。『滝の白糸』がヒントになり、ドラマの脚本はスタートしました」と明かしている。

 ドラマ『Destiny』は、テレビ朝日系にて2024年4月より毎週火曜21時放送。

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