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西田敏行、『人生の楽園』案内人20周年! 「自分が1番びっくり」1時間SPを相棒・菊池桃子とお届け

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西田敏行

菊池桃子

<コメント全文>

■西田敏行

――『人生の楽園』の案内人を務めて20周年を迎えられましたが、現在の心境はいかがですか?

案内人を最初につとめられた、いかりや長介さんからバトンタッチさせていただいて20年ですが、ついこの間のような感じがするんですよ。いかりや長介さんと「よろしく。あとをお願いしますね」と握手した時の温もりがまだ手に残っているような感触があるので、実感するのは「本当に時が経つのが早いな」ということだけですね。

――西田さんのナレーションが、また番組『人生の楽園』がここまで長く愛されてきたのはなぜだと思いますか? また、どのようなことを心がけてナレーションされてきましたか?

いろんな人生をこの番組を通して見させていただいていて、本当に皆さんそれぞれが素晴らしい人生を歩まれているので、「あー、やっぱり人間って愛おしいな」と、ナレーションをする度に感じています。一生懸命生きている人の素晴らしさを、番組を通して皆で共有し、味わい深く楽しませていただくのがこの番組の素晴らしさじゃないですかね。そんな『人生の楽園』に登場する皆さんを見ていると、自ずとどういう発声でナレーションを読んだら1番伝わるかな、という気持ちになるので、その印象で声の出し方は変わっていきますね。

――西田さんにとっての『人生の楽園』とはどこですか?

 桃子さんの声は本当に優しくて、ちょっと甘い感じがして、奥行きがあり、桃子さんでないと出せないニュアンスが、この番組の1つの色彩になっています。私が問いかけた時に、桃子さんから「はい」って返事をいただいた瞬間は、「あー、一緒にやっているな」「楽しくやっているな」ということを実感するんです。その瞬間は僕の人生にとっての楽園ですね。また、私は来年11月になったら喜寿なんですけど、まだまだ人生迷うことばっかりで、達観の域なんてとんでもない話。この番組で、いろんな若い方々の人生や、夫婦の働いて頑張っている様子、それから、しっかり達観されたご老人の気持ちなど、そういったものが雨あられのように味わえて、「人生っていうのは人それぞれ、100人100様の味わいがあるもんなんだな」ということをつくづく感じています。そこで随分と刺激をいただいたり、勉強になったり、ある種、自分の人生に対する参考本みたいなニュアンスもありますね。そういう意味では、この番組が私にとっての人生の楽園です。

――番組を毎週楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

 自分の命ある限り、いろんな人生を見ていきたいし、感じていたいし、刺激を受けたいので、日本中ほとんどのご家族を網羅したいほど、いろんな人生を見つめてみたいと思っています。そのためには、こちらが健康でしっかりと頑張らなければならないという気持ちだけですね。

■菊池桃子

――西田さんと2009年から14年、一緒に案内人をされていますが、いかがですか?

やはり西田さんは頼もしい存在です。皆さんの人生を紹介していく上で、私だと少し軽くなってしまったり不安になってしまったりする心細い部分を、西田さんがいつも補ってくださっているので、いつまでも甘えさせていただいてばかりではと思いつつも、これからもしっかり甘えつつ、皆さんに認めてもらえるようなタッグを、もっと進化させたいと思っています。

――菊池さんにとっての『人生の楽園』とはどこですか?

これまで様々な楽園の主人公を見せていただいてきて、時には泣いてしまったり、時には大笑いしてしまったり、印象深い場面がいくつも思い出されるのですが、その中で、皆さんは楽園を見つけたというよりも、いつまでも探し続けているんだな、現在進行形であってもいいんだなという風に思わせていただきました。私も今、人生の途中ですけれども、楽園を探し続けていたいなと思います。

――番組を毎週楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

案内人として、また同じ職業の大先輩として、西田さんのそばで人の心の伝え方を学べるという、とても得難いポジションに私はつかせていただいているので、これからも精進して、もっと深く人の心を伝えられるようになりたいと思っています。

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