武井咲、『顔』で約12年ぶり“本格歌唱シーン”披露! 『Mステ』チームが全面協力
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■武井咲(井野聖良・役)
今回、井野聖良という役をいただいて台本を読んでいく中で、聖良にとって「歌」というのは気持ちを伝える一番の、そしてただ1つの手段であり、だからこそとても大事な部分なんだと感じました。
実は当初は気を使っていただき、私以外の方が歌うというスタンバイしてくださっていたのですが、やはり聖良の心情になり歌うということ、そしてそれを皆さんに届けることがすごく大切だと思い、「歌いたい」ということを伝えさせていただきました。
正直なところ、歌は得意ではないですし上手くはないのですが、上手い下手よりも歌を通して聖良の思いを届けるというのは私がやらなくてはっていう責任を感じたんです。曲を決める段階でも、自分でレコーディングして、スタッフの皆さんに聴いていただいて…。自分の声を通して皆さんに聴いてもらうことが、この作品においても大事なポイントになるのではないか、という思いでした。
――実際に準備や練習はどのようにされたのですか?
ギターを弾きながら歌うシーンに関しては、とにかく1日1回ギターを触るようにしていました。やはり音楽をやられる方は、ギターもピアノも弾けることが当たり前。だから私も1日1回は触れて、馴染むように、という練習をしていました。
――『ミュージックステーション』のスタッフが手掛けたステージでの歌唱シーンもありますが、そこでパフォーマンスをした感想はいかがでしたか?
本当に光栄でした! でもすごく緊張して、肩甲骨の上のあたりまでガチガチに固まっていました(笑)。聖良として、聖良という強い味方がいたからやりきれたなっていう感じです。
『ミュージックステーション』のスタッフの皆さんが、ドラマでいったらすごく短いシーンのためにたくさんの準備をしてくださり、ライティングからカメラワークまで完璧に作ってくださり、その熱意に私自身もものすごく感動しました。フルでお見せしたいくらい、贅沢な時間でしたし、この作品の中の歌っていうのを本当に私は大事にしてた部分だったから、そこをしっかりとお力添えをいただけたことが本当に心強くて、ありがたかったです。