ピクサー『私ときどきレッサーパンダ』『あの夏のルカ』『ソウルフル・ワールド』が24年春劇場公開! 予告編解禁
ディズニー&ピクサーのアニメ映画『インサイド・ヘッド2』の公開に先駆け、劇場未公開だったピクサー作品3作の劇場公開が決定。『私ときどきレッサーパンダ』が2024年3月15日、『あの夏のルカ』が同年3月29日、『ソウルフル・ワールド』が同年4月12日より公開となる。3作品の見どころが詰まった予告編も解禁となった。
【写真】ディズニー&ピクサーの“泣ける名作”3作品! 『私ときどきレッサーパンダ』『あの夏のルカ』『ソウルフル・ワールド』予告編
2024年3月15日より上映されるのは、『私ときどきレッサーパンダ』。伝統を重んじる家庭に生まれ、母親の期待に応えようと頑張るティーンエージャーの女の子メイ。“マジメで頑張り屋”の彼女は、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩み込んだまま眠りについたメイが翌朝目を覚ますと、なんとレッサーパンダになってしまった。ありのままの自分を受け入れてくれる友人と、メイを愛しているのに、その思いが伝わらずにお互いの心がすれ違う母親。さまざまな人との関係を通してメイが見つけた本当の自分とは…? 明日の自分をもっと好きになれるような、“自分らしさ”についての前向きなメッセージが込められた“じぶん解放”エンターテインメントだ。
3月29日から上映となる『あの夏のルカ』は、交わることのない海の世界と人間の世界を舞台に描くファンタジー・アドベンチャー。平穏な海の世界に暮らすシー・モンスターの少年ルカは、海底に沈む“人間のモノ”に興味津々。人間の世界を知りたい、この世界のすべてを知りたいと思い始めた無邪気な冒険は、やがて2つの世界に大事件を巻き起こす。ルカの禁断の憧れが生んだ“ひと夏の奇跡”とは…?
4月12日より上映されるのは『ソウルフル・ワールド』。生まれる前の魂(ソウル)たちの世界に、何百年も暮らす“こじらせ”ソウル・22番。自分のやりたいことや好きなことを見つけられず、「人間に生まれたくない」とずっと思っていた。ある日、ニューヨークでジャズ・ピアニストを夢見る音楽教師ジョーがソウルの世界に迷いこむ。元の世界に戻り夢をかなえたいジョーと、彼に協力することになった22番。奇跡の大冒険を繰り広げる2人が、最後に見つけた“人生のきらめき”とは…?
そして、2024年夏にはピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』が劇場公開となる。誰も見たことがない頭の中の感情たちを描き、第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『インサイド・ヘッド』の続編である本作は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女ライリーが主人公。
転校した学校にも慣れ、ライリーの頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。しかしある時、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響く。感情たちが暮らす司令部が壊されてしまうが、そこで新たに現れたのがオレンジ色の感情“シンパイ”だった…。思春期に現れたこのキャラクターたちはいったい何の感情なのか? そして思春期を迎えたライリーの頭の中でどんな新たな騒動が巻き起こるのか?
前作でも脚本を務めたメグ・レフォヴが本作でも脚本を担当、監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンが務める。監督は本作について「新しいキャラクターのシンパイは、今までいた感情たちと初めて出会います。でもそれは私たちの頭の中で何が起こっているのかを考えてみると、とても理にかなっていると思います」と語る。
アニメ映画『私ときどきレッサーパンダ』は2024年3月15日、『あの夏のルカ』は同年3月29日、『ソウルフル・ワールド』は同年4月12日より全国公開。『インサイド・ヘッド2』は同年夏全国公開。