セリーヌ・ディオンの病状が悪化 筋肉のコントロールができない状況
昨年12月に、自己免疫疾患スティッフパーソン症候群を患っていることを公表したセリーヌ・ディオン。この度姉のクローデット・ディオンがカナダのウェブサイト7 Joursで妹の近況をコメント、筋肉のコントロールができない状況であることを明かした。
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The Guardianによると、クローデットは同サイトに対し、セリーヌは病気克服のために一生懸命闘っているとしつつも、「ステージに戻ることは、彼女自身と我々皆の夢ですが、状況を見極めることはできません」と話したという。
セリーヌは以前から、筋肉のけいれんに悩まされており、2022年1月には、辛いけいれんが続いていることから、ヨーロッパツアーの延期と、アメリカツアーの短縮を発表。その年の12月にインスタグラムでメッセージ映像を公開し、およそ100万人に1人が罹患するまれな神経障害であるスティッフパーソン症候群と診断されたことを公表した。
Web MDによると、スティッフパーソン症候群は神経と自己免疫に障害を来す病気で、進行性だそう。筋肉の硬直や痙攣がおき、身体の一部からいずれ全身にその影響が及び、歩行や動作に困難が生じるという。
今年3月には、病気が長引いていることを受け、延期していたツアーのキャンセルを発表。「強さを取り戻すべく、懸命に努力していますが、100%の状態でもツアーは難しい状況です。…皆さんには、私が諦めないことを知って欲しい」と明かしていた。
クローデットは、多くの人が妹の基金に連絡をくれサポートを申し出ているとコメント。「妹を愛し、彼女のために祈っていると伝えてくれます。妹はこうしたメッセージやプレゼントなどを沢山受け取っています」と話している。