江口洋介、新ドラマ『マルス』でなにわ男子・道枝駿佑らの敵役 道枝が江口との再共演秘話明かす
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■江口洋介(國見亜門役)
今回僕が演じる國見亜門は実業家として成功者であり野心家。道枝くん演じるゼロとは因縁の関係でもあります。國見なりの規格外なやり方で、「今の日本を変えたい」と思っているようなエネルギッシュな人物ではあるので、そこには共感を持ちながら演じていきたいと思っています。
道枝くんとはドラマ『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』以来。夏頃に撮影していたので、3、4ヵ月ぶりくらいかな? あのときは黒髪だった息子が金髪になって不良になってしまいました(笑)。道枝くんは作品に出るたび、全然違う役柄に挑戦していると思いますので、そんな彼の姿を1人でも多くの方に見ていただけたらいいですね。僕は今日クランクインでしたが、平川雄一朗監督を中心に現場の雰囲気もすごく良く、監督は丁寧に演出をされている印象でした。
このドラマは、SNSでカリスマ的存在だった青年が学校に転入してくるところから始まるわけですが、我々大人から見たら、「学校ではこんなことが起こっているのか」と考えさせられるような内容になるのではないかと思います。親世代には複雑な思いに駆られる部分もあるかもしれませんが、若者たちの熱い思いを、観ている人がエネルギーをもらえるような、そして活力になるような作品になるといいなと思います。
■道枝駿佑(美島零役)
江口さんとは『虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ』でご一緒して以来、2度目の共演です。前回とは正反対の、敵役としてまたご一緒できると聞いたときは本当にうれしかったです!
実は僕、江口さんに言っていただいた言葉にすごく救われているんです。最初の本読みが終わって、どう役を演じようかと考え込んでいたときに、江口さんが「道枝くんは芯を持っているからこの役ができると思う」って言ってくださったと人づてに聞いて…。その言葉を励みに頑張れているし、その後も江口さんの言葉を思い出しては力をもらっています。
今回は連ドラで撮影期間も3ヵ月ほどあるので、より距離を縮めていけたらいいなと思いますし、お芝居でも江口さんに食らいついていきたいと思っています。たくさんのことを江口さんから盗んでいきたいです。