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ファーストサマーウイカ、大河『光る君へ』で演じる清少納言は「『わかるわ~』と共感できるところが多い女性」

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大河ドラマ『光る君へ』スタート記念 スペシャルトークショーに登壇したファーストサマーウイカ
大河ドラマ『光る君へ』スタート記念 スペシャルトークショーに登壇したファーストサマーウイカ(C)NHK

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 吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)のスタートを記念し、滋賀県大津市にてスペシャルトークショーが30日に開催された。ファーストサマーウイカ(清少納言/ききょう役)、制作統括の内田ゆきチーフ・プロデューサーが出演し、本作について語った。

【写真】ファーストサマーウイカ、キャラクターパネルがズラリの会場ロビーで笑顔を見せる(2枚)

 大河ドラマ第63作となる本作は、平安中期に『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く物語。主人公・紫式部/まひろ役を吉高、紫式部の生涯のソウルメイトとなる藤原道長役を柄本佑が演じる。脚本は“ラブストーリーの名手”として知られる大石静が担当する。

 ウイカは出演に際し「(視聴者の)みなさんがドラマの名シーンを絵に描いてくださっている『光る君絵』というハッシュタグのSNSの投稿を見つけまして、それがとても素敵なんです。投稿を見て新たな楽しみ方ができました。大河ドラマはこうしてみんなで一緒に作っていく部分もあるんだなと(自分が登場する前から)すでに興奮しています」とコメント。

 自身の役について「文学の世界の中で二大巨頭である紫式部と清少納言。その清少納言を自分が演じると聞いて、とても驚きました。彼女を演じる責任も感じましたが、『枕草子』を読んだり、歴史を学んだりするなかで、『わかるわ~』と共感できるところが多い女性だと気づき、そこが自分とリンクしたのだと思いながら演じています」と明かす。

 最後に「今後、ドラマではかなりキャラクターの強い女性の方がまだまだ控えております。その人間模様も楽しみつつ、作品を支える美術や衣装など、細かなところまで何度でもかみしめることができる作品なので、放送を見ていただいて、録画でもNHKプラスでも、じっくりゆっくり見ていただけたらと思います。そして、ききょうもよろしくお願いします」とメッセージを贈った。

 内田は本作の反響について「おかげさまで沢山の応援のお声をいただいています。平安時代って少しとっつきにくい印象があるのかなと思っていたのですが、『待ってました!』という声をいただけるのが本当にありがたい気持ちでいます」とコメント。

 ウイカについて、「ファーストサマーウイカさんはお目にかかったときに、パッと明るくて自分を表現したいというパワーを感じました。それがわかりやすい形で表に出るのが、まひろ(紫式部)とは違うききょう(清少納言)の特色なのかなと思っています。この先、定子に仕えるききょうと彰子に仕えるまひろ、その立場の違いもドラマの中では大事なところで、文学のみならず2人の生き方の違いもぜひ注目していただきたいです」とアピール。

 視聴者へ向けて、「ドラマはこれからまひろと藤原道長との関係性、そして平安貴族たちによる政治闘争など見どころが沢山あります。ききょうもまもなく登場しますので、ぜひご覧いただければと思います」と締めくくった。

 また、ウイカは、トークショーの前日に慈眼堂(大津市坂本)とその境内にある清少納言の供養塔のお参りをし、「清少納言がどこで最期を遂げられたかということはわかっていないので、お参りとご挨拶をさせていただける場所があり、とてもありがたい気持ちになりました。演じる身として、このような形でご本人とつながることができ、慈眼堂に来られてよかったなと思っています」と語っている。

 大河ドラマ『光る君へ』は、NHK総合ほかにて毎週日曜20時、BSプレミアム、BS4Kにて18時から放送中。

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