デザイナー・桂由美の半生を描くドラマ『はれのひ シンデレラ』に小泉孝太郎、鈴木保奈美ら出演決定!
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■戸田恵子
――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?
15歳で上京したとき、すでにブライダルハウスが乃木坂にあって、桂由美さんのあのビルディングにとても夢を感じました。ドレスというものは、みんながみんな着られる時代ではなく、芸能人とか特別な人のものだった中で、一般の人が着られるように向かおうとする姿勢があのブライダルハウスから感じて…。桂由美さんというと、いつもあのブライダルハウスが思い浮かびます。桂由美さんというお名前は、私が若い頃から存じ上げているお名前であり、あの年代のデザイナーやファッション関係の人に、とても興味があります。そういった作品に関われるのは、とても楽しいなと思ってお受けすることにしました。たくさんの方々に見て頂きたいです
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
これから新しいものをクリエイトしていく人たちは、どうしても保守的なものと衝突します。これは絶対に通る道、どの業界でも同じだと思うんです。でも、そうした関係で出会った人でも、自分への影響は少なからずあると思うから、由美さんにいい影響を与えたい、のちにそう思ってもらえるような人でありたいなとは思います。ただいじわる、ただ怒るのではなく、岸田美輪子さんなりのポリシーや誇りが、ちゃんとおありになると思うので、お互いがちゃんと自分たちの思いを持って対峙して、最後には理解し合えたらと思います。
■石井正則
――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?
シンプルに新しいことを切り開いた方の物語は、すごいエネルギーがあって、そういった作品に参加できるのは、ありがたいことだなあと思います。一方で、最近自分も歳を取ってきて、体力がなくなったなぁと思うことがあるんですが、主人公・桂由美さんが93歳であんなにお元気なのだから、まだまだ桂さんに比べたら若いので、少しでもこの作品にエネルギーを注げればという思いがありお受けさせていただきました。
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
今回は桂由美さんの演劇の講師で、芥川龍之介の長男という役ですが、演劇の世界の大先輩である方を演じるというのは、また不思議な感じがします。しかも芥川龍之介さんの血筋の方で、自分にどこまでできるのかというところもあるんですけど、僕が出させてもらうシーンは、弱弱しいというのとは違うんですけどちょっと困っている芥川さんみたいなところもあるので、そういった芥川さんの人間味を出せればいいかなと思っております。
■鈴木保奈美
――ドラマ「はれのひ シンデレラ」のオファーがあった際の心境は?
桂由美さんというお名前は、日本中の方が知っていると思いますし、私も小さい頃から、“桂由美”さんを存じ上げていました。でもどうやって、ここまでご活躍されたのかは、あまり知られていないんじゃないかと思いますし、私も、そういえば考えたことはなかったなと。昭和の世代で、女性で、これだけ事業を成功された方。とても強い“何か”をお持ちだったんだろうなと。どんな人生を歩まれてきた方なんだろう?私も知ってみたい!という強い興味から、このドラマに携わってみたいなと思いました。
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
脚本を読ませていただいて、桂由美さんが、ここまでご活躍をされるようになったのは、どうやら私が演じるお母さまの力が強かったように感じました。明治生まれとお聞きしましたが、明治、大正、昭和と生き抜いてこられた、非常に新しい考え方を持った強い方だったようです。私が特に興味のある部分でもあるのですが、昭和の時代、そのような方の生き方を追っていくことで、今の女性にも共感していただける部分が、きっとあると思います。そういったところを大切に演じたいです。