『ブギウギ』“タイ子”藤間爽子「もうボロボロや…」涙の叫びにネット共感「朝から号泣」
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趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第20週「ワテかて必死や」(第95回)が15日に放送され、幼なじみのタイ子(藤間爽子)がスズ子(趣里)の前で、涙ながらに胸の内を明かすと、ネット上に「気持ち分かるなぁ…」「朝から号泣」などの反響が寄せられた。
【写真】明日の『ブギウギ』場面カット スズ子(趣里)の新曲をついに完成させる羽鳥(草なぎ剛)
スズ子は改めて靴磨きの少年・達彦(蒼昴)に会いに行く。達彦に彼の母・タイ子との思い出話をしつつ「お父ちゃんはどないしたん?」と聞く。すると達彦は、父が戦死したことや親戚も亡くなったことを明かし、母・タイ子が病気になった今、身近に助けてくれる人がいないと話す。
なんとかタイ子の力になりたいと考えたスズ子は、有楽町界隈の街娼を仕切るおミネ(田中麗奈)に相談を持ちかける。おミネの協力で、いつもより多くの売上を得た達彦だったが、お金を盗んできたと勘違いしたタイ子は売上を返してくるよう言う。
2人のやりとりを外から黙って見ていたスズ子だったが、見かねて「これはホンマにこの子が稼いだお金や!」と説明。しかしタイ子が「他人のあんたに関係ない!」と知らないふりをすると、スズ子は「ほなら、思い出さしたる」と言い放ち、自分の本名や幼い頃の2人の思い出を語り出す。
涙を流しながら「やめて!」と訴えるタイ子を、スズ子も涙ながらに「やめへん!」と強く抱きしめる。するとタイ子は「ウチ、もうボロボロや…」と切り出し、母が空襲で亡くなったことや夫が戦死したこと、身寄りがないまま自分が病気になり、達彦を働かせている悔しさを打ち明ける。
そして「こんな不幸のどん底にいてんのに、聞こえてくんねん…どこにいたかて、あんたの『ブギウギ』いう歌が…」と号泣。「夢叶えたスズちゃんとウチとでは、天と地や…」と訴えるタイ子の言葉に、スズ子も涙を流すと、ネット上には「タイ子ちゃんの気持ち分かるなぁ…」「2人とも微塵も悪くないのに、つらいなこれ…」といったコメントや「どん底にいる時に、輝いてる幼馴染を見る気持ち、分かりすぎて涙が止まりません」「朝から号泣だよ」などの声が相次いでいた。