リュック・ベッソンが『ドラキュラ』を監督!
『レオン』や『フィフス・エレメント』、『グラン・ブルー』などで知られる映画監督リュック・ベッソンが、これまで何度も映画化されてきた『ドラキュラ』でメガホンを取ることがわかった。
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Varietyによると、ベッソン監督が手掛けるのは、ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」を基に映画化する作品。15世紀に愛する妻を亡くしたことで神を呪い、ヴァンパイアとなったウラジミール王子が主人公。19世紀のロンドンで妻とうり二つの女性を見出し、彼女を追い求める様子を描く。
『イングロリアス・バスターズ』や『ジャンゴ 繋がれざる者』、『007』シリーズの悪役フランツ・オーベルハウザーで知られるクリストフ・ヴァルツが、主役で出演交渉に入っており、『DOGMAN ドッグマン』でもタッグを組んだケイレブ・ランドリー・ジョーンズも出演する。
製作を手掛けるのは『DOGMAN ドッグマン』同様、25年前にベッソン監督が立ち上げたEuropaCorp。同社はベッソン監督によるセクハラや性的暴行疑惑が発覚したことをうけて経営危機に陥り、2020年に米投資会社Vine Alternative Investmentsに買収されている。ベッソン監督は以来、経営からは外れているが、アーティスティック・ディレクターとして独占契約を結んでいる。
「吸血鬼ドラキュラ」は、1922年に『吸血鬼ノスフェラトゥ』、1931年に『魔人ドラキュラ』が公開されたほか、1992年にはゲイリー・オールドマン主演で製作されるなど、度々映像化されてきた。2023年には、ニコラス・ケイジとニコラス・ホルト主演で、登場人物をフィーチャーしたオリジナル作品『レンフィールド』が公開されるなど、関連作品も多数ある。