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田中圭「春田をやってきて良かった」 『おっさんずラブ』ファミリーがクランクアップ!

ドラマ

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田中圭

林遣都

吉田鋼太郎

井浦新

三浦翔平

<コメント全文>

■田中圭(春田創一役)

――クランクアップを迎えた今のお気持ちは?

 すごく楽しくて緊張感もある、ご褒美みたいな毎日でした。『おっさんずラブ』という作品で、このキャスト・スタッフで過ごす毎日は、楽しくて刺激的で緊張感もあって、毎回チャレンジャーのつもりで撮影に臨んでいました。とんでもなく疲れる時もありますが、現場に来るとみんなに癒やされるという不思議な体験をしていました。応援してくださる視聴者の方がたくさんいることがわかっていたからこそ、キャスト・スタッフみんなで走り切れたのではないかと思います。

――5年ぶりにレギュラーキャストの皆さんが集まりましたが、いかがでしたか?

 信頼関係みたいなものがすでにありましたし、改めて「好きだな」と思うキャストの皆さんでした。鋼太郎さんとは何度もご一緒して、今回は遣都くんも戻ってきてくれて、新さんと翔平くんも参加してくれて…心が通う瞬間が本当にいっぱいあったなと思います。それを支えてくれたのはスタッフの皆さんのおかげです。自分も含め、キャストみんながこれだけ自由に暴れ回れるのは、間違いなく支えてくれるスタッフの皆さんがいるからで、僕自身このチームと長い付き合いだというのもありますが、改めてすごく信頼できるスタッフの皆さんだなと思いました。先日、脚本家の徳尾浩司さんと対談したのですが、「僕たちが台本どおりにやらないのがイヤじゃないですか?」と聞いたら、「皆さんを信頼していますし、脚本に上乗せしてやってくれているのが助かっています。どんどんやってください」とおっしゃっていただいたのもうれしかったです。そして、タイプの違う3人の監督が、毎回僕たちをおいしく料理してくださったので、オンエアを見るのが本当に楽しみな3カ月でした。

――印象に残っているシーンはありますか?

 最終回の最後に、みんなが春田に“ぶつけてくれた”ところです。「一生忘れないな」というくらい春田をやってきて良かったなと、心の底から思った瞬間でした。

――最終回を楽しみにしている視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

 『おっさんずラブ』の世界を愛してくれている皆さん、シンプルに楽しんでくれている方々、最終回は『おっさんずラブ』らしいラストになっています。8話までいろいろありましたが、残り1話、安心して楽しんでいただければいいな、と思います。

■吉田鋼太郎(黒澤武蔵役)

――クランクアップを迎えた今のお気持ちは?

 やりきった! すごい充足感と言いますか、心地よい虚脱感と言いますか、いい疲労感で、美味しいお酒が飲めるなという気持ちです。始まるまでは、不安やドキドキ感、「みんな面白がってくれるのかな?」「僕らはどういう風にやればいいのかな?」という気持ちが大きかったんですが、入ってみたら素晴らしい監督たちのディレクションがあって、気付いたらみんながなりふり構わず、テンション高く、かつ繊細な芝居を繰り広げて、とても面白いものになっていったんです。その過程を見ていると、スタッフ・キャストを含めて、このメンバーは本当にスゴイなと。貴島プロデューサーの慧眼をはじめ、素晴らしいスタッフ・キャストとともにさらにパワーアップした『おっさんずラブ‐リターンズ‐』に出演させていただけて、本当に幸せでした。

――5年ぶりにレギュラーキャストの皆さんが集まりましたが、いかがでしたか?

 やっぱり遣都が帰ってきて、あの頃の空気に一瞬で戻れたのが大きいですね。たぶん遣都はブランクがあったので、緊張もしただろうし、不安もあったと思うんですが、テンションは高かったですね。だから、春田をやっている田中圭の“受け芝居”と、そんな春田の心をグッとつかんで、グイグイ迫っていく林遣都演じる牧凌太の関係性が、前作よりもさらに明確でパワーアップしていたと思います。僕はそこに入り込んでいく役だったので、とってもエキサイティングでした。そして圭と遣都と3人が揃って「やっぱりコレだな!」という感じでした。遣都、ありがとう。バトル、楽しかったです。 圭に関しては、もう天才ですから! オンエアを見るたびに、「絶対に圭がいないと成立しないな」と、毎回思うんです。いくら井浦新や俺が何をやろうと、圭が受けないと絶対に成立しないんですよね。それが改めてわかったドラマなので、田中圭くんに心から感謝しています。

――新キャストの井浦さん、三浦さんとの共演はいかがでしたか?

 もともと映画などで井浦さんのお芝居を拝見していて、「なんて素敵な俳優さんなんだろう」と思っていたんです。本当にいろんな役になれる人だし、とっても懐が大きくて、でもちょっと狂気もはらんでいて…今回ご一緒できると聞いて、夢のようでした。ご一緒して改めて素晴らしい俳優さんだなと実感しました。翔平は一見クールで、何を考えているのか捉えづらい雰囲気があるんです。でも、温泉旅館でそれぞれが思いを語るシーンで、翔平が涙を流して芝居をしたんですが、テストからテイク1、テイク2、テイク3って、もう必ずボロボロ涙を流していて。その時に、僕らが想像している以上に熱い心、魂をもっている俳優なんだなと思ったのを覚えています。

――最終回を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 あっと驚く最終回となっております。これはおそらく本当に今年一番の驚きになるのではないかと! 皆さんにもぜひ、あっと驚いていただきたいですし、幸せな気持ちになっていただけたらと思います。そして、次に乞うご期待! というところで。ぜひまた『おっさんずラブ‐リターンズ‐リターンズ』でお会いしたいと思います。とは言え、なにも決まっておりませんが(笑)、また「やって欲しい!」というお声をいただけるとうれしいです。

■林遣都(牧凌太役)

――クランクアップを迎えた今のお気持ちは?

 僕は5年ぶりにこのチームに参加させていただいたのですが、改めて「本当にすごい現場だなぁ」と日々感じていました。楽しいのはもちろんなんですが、大変なシーンや難しいシーン、徳尾さんが書いてくださった脚本をどこまで再現できるんだろうと思うシーンの時も、本番に臨むうえでの怖さがなくて。緊張感はあるんですが、このチームなら本番が始まったらどんなシーンでも何かを超えられるような気がしていました。スタッフの皆さんに見守られながら、カメラの前で圭くんとお芝居しているときが一番自分らしく、“今の自分”を最大限に出せているなと感じましたし、そういう瞬間を共有できて、刺激的で幸せな毎日でした。本当に絆が深くて、改めて自分にとって特別なチームだなと思いましたし、僕の俳優人生においても、自分自身の人生においても、この作品は数えきれないくらいたくさん大切なものを与えてくれたので、本当に感謝していますし、『おっさんずラブ』、そして牧凌太という役に出会えてよかったと心から思っています。
  
――5年ぶりにレギュラーキャストの皆さんが集まりましたが、いかがでしたか?

 本当に大好きな人たちばかりなので、楽しみでしかなかったんですけど、クランクインしてわりと序盤に、「及第点ではダメだ」という空気が流れていることに気付きました。俳優部もスタッフの皆さんも、本当にすごい人たちばかりで、常にどのシーンもハードルが高いんですが、みんながより良いシーンになるように、深みのあるシーンになるようにって考えている空気が常に流れているからこそ、自分も置いてかれないように、必死に食らいつかなきゃいけないなという思いになって、最後までとにかく必死でした。特に圭くんと鋼太郎さんと一緒のシーンが多かったんですが、5年ぶりにこうやって色濃くご一緒させていただいて、本当に自分にないものを山ほど持っていらっしゃる先輩お2人から得るものがたくさんあったといいますか、改めて自分を成長させてくれる存在だなと、感じました。

――新キャストの井浦さん、三浦さんとの共演はいかがでしたか?

 新さんは1話のオンエアを見た時、登場した瞬間に“和泉の人生”を背負っているように感じられて、やっぱりすごいなと思いました。絶対にそれって『おっさんずラブ』という作品になくてはならない要素で、和泉という人間を生きてきた説得力がすごいなと感じましたし、そこから全話通して、すごく引き込まれました。そしてコメディー部分や、圭くんとの職人技のようなコンビネーションに毎回感動させられていました。

 翔平さんは、何度かご一緒させていただいている大好きな先輩で、とっても優しい方なんです。菊之助は言ってみたら前作の僕と近しいポジションの役どころだと思うんですが、目に嘘がないんですよね。『おっさんずラブ』という作品は、目が要といいますか、目のピュアさみたいなものが登場人物にすごく必要だと勝手に思っているんですが、翔平さんのお芝居や目を見ていると、すごく引き込まれるものがあって…一緒のシーンはあまりなかったんですが、オンエアを見て、さすがだなと思っていました。

――印象に残っているシーンや出来事はありますか?

 やっぱりプロデューサーの貴島さんと瑠東監督の顔が浮かびます。貴島さんのプロデューサーとしてのスタンスといいますか、現場への向き合い方みたいなものが、常にこの作品に反映されていると思いますし、『おっさんずラブ』の作品の魅力の根源は常に貴島さんにあると思うんです。キャスト全員が、毎回必ずハマり役になっているのは、たぶん貴島さんが見ている俳優本人の魅力を、役や作品に乗せて、「最大限視聴者の皆さんに見てほしい」という思いで、この作品に向き合われているからだと思うんですよね。その姿勢がつくづく素敵だなと思いますし、今後も貴島さんの作品に関われたらいいなと思っています。

 そして、この作品の空気感を1から作り上げているのは、瑠東監督の演出だと思います。みんながその時その時にいろいろなことを感じ合っているお芝居が常に繰り広げられているんですが、それを引き出してくれるのは間違いなく瑠東監督だな、と。さすが総監督です!

――最終回を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

 本当に皆さんには感謝しかないです。今回また牧凌太という役ができたことは、『おっさんずラブ』を想い続けてくださった皆さまのおかげですし、僕自身においても、ここまで長くひとつの役を演じられることは、なかなかない経験だと思います。そして長く演じることによって、自分の中でもいろいろな気付きや、牧という役からもらえる僕自身に対する影響みたいなのもあって…。僕にとって本当に大きな、大切な役なので、牧を想ってくれている方々がいないと、再び演じられることはなかったと思います。見てくださっている皆さんのおかげで、牧という役をやり続けることができたので、本当に本当に、心から感謝しています。

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