佐藤健、35歳を迎え初の“本気”へ「20代はなんとなく頑張っていた」
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俳優の佐藤健が22日、都内で行われた映画『四月になれば彼女は』初日舞台あいさつに、長澤まさみ、森七菜、山田智和監督と共に出席。35歳を迎え、初めて“本気”を出していることを明かした。
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本作は作家・川村元気の40万部突破のベストセラー恋愛小説『四月になれば彼女は』の映画化。婚約者との結婚を控えた精神科医の藤代俊を佐藤が、結婚直前に謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生を長澤が演じる。
佐藤は、同世代だという長澤、山田監督との本作の撮影を振り返り「ライブ感がある感じでした。生活しているだけで監督がそれを捉えてくれるという安心感があったので、本当に芝居に集中できました」とコメント。山田監督は「佐藤さんは原作の大ファンだったし、企画の脚本作りの段階から参加していただいていた」と明かした。
前日の3月21日に、佐藤が35歳の誕生日を迎えたことが話題になると、司会に「特に花束やケーキなどはないんですけど」と言われた佐藤は「そういうのあると困っちゃうタイプなので、むしろありがたい」とフォロー。続けて「35歳として1年をどう過ごしたいか」と尋ねられた佐藤は、「フルスロットル全開マックスウルトラスーパーパワーで全開でやりたいです」と意気込んだ。
「今までもフルパワーだったのでは」との言葉には、「いや全然。初めて本気を出しています。35歳で、ついに」と回答。「だから自分でもどうなるか分からないです。怖いです、自分が。わくわくします」と話し、「なんとなく頑張っていたんです、20代って。言われたことをただがむしゃらにやっていて。当時は当時なりの本気を出していたんですけど、もうちょっといろんなことが俯瞰で見えるようになって、『この方向に全力を出したらもっと遠いところに行ける』ということが分かるようになったので、より明確に、深く努力をしていきたい」と真意を説明していた。