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『95』1995年の世界観に反響 公衆電話やルーズソックス「懐かしくて泣けた」「激アツ」

ドラマ

ドラマ『95』第1話場面写真
ドラマ『95』第1話場面写真(C)「95」製作委員会

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高橋海人

中川大志

松本穂香

 King & Princeの高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)が主演を務め、中川大志、松本穂香らと共演するドラマ『95』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)の第1話が8日に放送。1995年を描いた世界観に反響が集まっている。

【写真】秋久(高橋海人)は同級生・翔太郎(中川大志)に突然呼び出される

 原作は、『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真が、受賞後第1作としてつづった青春小説。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語を、脚本・喜安浩平×監督・城定秀夫で連続ドラマ化する。

 1995年3月20日、地下鉄サリン事件。成績優秀で品行方正な高校生だった秋久(高橋)は、人は簡単に死ぬということに衝撃を受ける。事件の夜、秋久は花を持って現場に行ってみるが、結局駅には入れなかった。秋久は行った先でこれまで縁のなかった同級生・鈴木翔太郎(中川)に会う。

 翔太郎は秋久のよく読んでいる本を挙げ「やっぱ終わんのかな? 世界。ノストラダムス。よく読んでるじゃん」と質問。秋久は「終わると思う。終わっていいと思う」と答え、翔太郎は「じゃあ終わった後は? 世界が終わった後。広重はどうすんの?」と尋ねた。終わったのだからないという秋久に、翔太郎は「わかんないだろ。俺は生き残るよ、絶対。終わった後の世界が見たいから」と告げる。

 翌日、秋久は翔太郎に呼び出され、「メケメケ」という店へ。翔太郎は、自分たちは今5人目の仲間を探していると言い「俺たちのチームに入れ」と秋久を勧誘。秋久がチームとは何かと聞くと、翔太郎は「やるべきことは時代の先頭に立つこと。過去の文化には従わない。ダサいもの、俺たちを邪魔するものは全部ぶち壊す。そうやって今を死ぬ気で生きるんだよ。かっこいい大人になるために」と話した。

 その後、翔太郎たちが地下鉄サリン事件のことを口にすると、秋久は「人が死んでるんですけど! 今を生きるとかかっこいい大人になるとかその前にまず悲しもうよ。関係ないことにすんなって」と訴える。そして自分は自分だけが生き残ろうとは思っていないと言い、翔太郎の言っていることがわからないと伝えた。すると翔太郎は、自分と秋久のどちらの言っていることが正しいかはっきりさせるために勝負をしようと提案するのだった。

 ノストラダムスの大予言や公衆電話、女子高生たちのルーズソックス、バーバリーのマフラーなど1995年の世界観に視聴者からは「登場するアイテムが懐かしすぎて泣けた」「めっちゃ懐かしくて泣けた」「色々思い出しながら観てた」「タイムスリップしたよう」「激アツ」「惹き込まれる」などの声が続出。また、秋久と翔太郎の出会いにも「運命が変わる出会い」「この出会いが変わるきっかけなんだろうね」「これからの展開が楽しみ」「続きが早く観たい」などの声が集まっている。

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