大泉洋、初出場した紅白でのまさかの出来事を明かす「死ぬほど緊張」
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俳優の大泉洋、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽、月川翔監督が24日、都内で開催された映画『ディア・ファミリー』家族決起会見に出席。物語にちなんで「乗り越えたこと」を問われた大泉は、歌手として初出場した第74回NHK紅白歌合戦で起こったまさかの出来事を明かした。
【写真】菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽ら美女に囲まれる大泉洋
実話を基にする本作は、小さな町工場を経営する宣政(大泉)が、生まれつき心臓病疾患を持っていた娘・佳美(福本)の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させたその秘話を描く。
辛い撮影期間が待っていることを分かったうえで、本作の台詞に感銘を受けてオファーを受けたという大泉は、物語にちなんで「乗り越えたこと」を質問されると「紅白での歌手としての出演でしょう」「ぶっちゃけ司会に比べたら、自分の出番だけ行ってぱっと歌って帰ってくりゃいいんだろうと、どこか思っているところがございまして。今年の紅白は暇だなと私は思っていたんです」とコメント。
親交のある福山雅治から、緊張するため待機中は本番を見ない方がいいと助言されていたものの、台本では有吉弘行から司会の感想を求められるくだりがあったそうで「見なきゃいけない。自分の出番まで。仕方ないから私は見た。そうしたら福山さんの言う通り、見ていく傍から緊張していくんですよ!おっとこれ、やばいかもと思って。もう歌う直前、結局とんでもない緊張して。がくがくになっちゃって」と明かした。
そして「いよいよ私が歌う直前にMCとのトークの部分になったら時間が押しちゃって、私のその質問カットになったんです!有吉さんから聞かれないって話になって。じゃあ俺はただただ緊張するために見ただけの人になっちゃって」とまさかの舞台裏を告白。
「死ぬほど緊張の中で私は自分の歌を歌って…あれは乗り越えましたね~。乗り越えた乗り越えた。もう歌えなくなるんじゃないかと思いました。あ、これが紅白かと。フロアからオッケーですって言われる直前までは笑っていましたけど、オッケーですって言われた瞬間に、うわーって腰抜けて。やばい、もう立てないと思ったけど、場転換があるから『はけてください!』って。去年まで司会をしてた奴が、初出場になると扱いが全然違いますから」と軽快なトークで会場を大いに沸かせた。
映画『ディア・ファミリー』は6月14日より公開。