筧美和子、約7年半ぶりの写真集は「1兆点」 人間味が詰まった1冊に
女優の筧美和子が28日、都内で行われた写真集『ゴーみぃー』(集英社)刊行記念イベントに出席。約7年半ぶりの写真集は「1兆点」だと胸を張った。
【写真】3月に30歳を迎えた筧美和子、久しぶりの写真集に自信
本作は筧自身が企画して、写真家・佐内正史に撮影を依頼。撮影は2023年10月、六本木で開催された佐内氏の個展会場からスタートし、プライベートで通う五島列島の福江島やハナレグミのPV撮影で訪れた静岡、グラビアにとことんこだわった沖縄などで行われた。「グラビアってなんだろう?」「写真ってなんだろう?」と答えのない答えを探しながら、時間をかけて何度も真摯に撮影を重ねた。
約7年半ぶりの写真集ということで、それに至った経緯を筧は「がっつりグラビアをやっていた時期からは5年くらい経つんですけど、お芝居の方に注力させてもらっていたこともあって、特にやめたわけではないけどうまく両立することが難しくなっていた」と切り出し、「ずっと頭の片隅で、長年やってきたグラビアで何か自分らしい形を残したいなと思っていました。今回、佐内さんという写真家さんと一緒に作れることになって、7年半ぶりにやってみようかなと思いました」と説明。
お気に入りカットには沖縄で夜に撮影したものを選び「これまでだったら結構節制して挑んでいたんですけど、今回は素の表情が出たらいいなと思っていて。ごはんとかお酒を解禁していたんです」と打ち明け「これはステーキを食べてお酒を飲んだ後に撮っているので、見たことのない顔色(笑)。唇もワイン色になっていたりして、解放しきった状態で撮った1枚です」と語った。
さらに筧は、本当のすっぴんや食べすぎて次の日むくんでいる写真も収録されていると明かし「人によっては『普段こんな顔してるんだ!?』ってびっくりするかもしれないんですけど、そういうところも人間味かなと思って今回出しています」と笑顔。いろいろな表情や自分でも見たことのない表情がたくさん残せたと口にし「人間味が詰まった写真集になってよかったなと思います」と胸を張った。
沖縄での撮影について筧は「ちょっとお酒を入れたりもしてました(笑)。撮影中に『踊ってほしい』というリクエストがあったんですけど、恥ずかしくて。大好きなビールをいただいて、踊りました」とエピソードを告白。写真集の点数を聞かれると「1兆点ぐらい!」と答え「今自分ができる最大限のものを作れました」とほほ笑んだ。
3月に30歳を迎えた筧は、「今の目標は丁寧な暮らしをすること」と明かし「洗濯物をちゃんと畳むとか、植物に水をあげるとか、食べ物を腐らせないとか、そういうことから始めようと思いました」と告白。20代は突っ走るようにいろいろなことをやらせてもらったと振り返り「30代になったらゆっくりしたくなったりするのかなと思ったんですけど、どんどんやりたいことが湧いてきています。丁寧な暮らしをしながらお芝居にもどんどん果敢に挑戦していきたい。パワフルに変わらずやっていきたいです」と意気込んだ。
筧美和子写真集『ゴーみぃー』は集英社より発売中。