酒井法子、デビュー当時は“鼻もちならない女”だった? 本人懐古「だいぶ勘違いをしてた」
歌手の酒井法子にインタビューした『ABEMAエンタメ』が現在ABEMA NEWSチャンネルにて配信中だ。
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酒井は2021年に個人事務所を設立し、今年でデビューから37年を迎えた。まずは現在の芸能活動について尋ねると、「歌がメインで、ディナーショーやいろんな場所で歌わせてもらっています。あとはテレビやラジオ、舞台などでも活動しています」と語った上で、「自分を鍛え直すために独立させてもらったけど、蓋を開けてみたら、今まで以上に皆さんに支えてもらっています」と笑みを浮かべた。
また、昨年から新たな試みとして、配信活動をスタート。動画配信サービス「ニコニコ生放送」の配信現場に潜入取材すると、ファンからのお便りを通じて、明るく温かい交流を重ねる酒井さんの姿があった。動画配信を始めた理由について、酒井は「『“心の拠り所”みたいなものを探している』と言ったら変なんですけど、ちょっぴり不安になっちゃうことが多くて、いろんな動画をマラソンのように見ていたんです」と切り出し、「小さい頃からの私のモットーである『人の笑顔を見るのが好き』を考えた時に、自分が見つけた宝物のような話や、良い出来事をシェアしていきたいと思った」と明かした。
配信を通して、ダイレクトに届くファンのリアクションについては、「めちゃくちゃ面白い。みなさんの反応が見えることがうれしくて、配信を始めて良かったと思う」とファンとのつながりを喜ぶとともに、「一瞬『ん?』と思う声もあるけど、それもあって然り。落ち込まないわけではないけど、『そういうのもあるよね』という捉え方です。今の世の中は温かくなってきたというか、そこまで凄まじい目には遭わない気がします」と率直な思いを語った。
さらに、配信活動や個人事務所の設立がもたらした“変化”について語る一幕も。酒井は「中学生の頃からの友達が、『今の法子の方が、人としてもタレントとしても好きだな』と言ってくれる。『デビュー当時は鼻もちならない女だった。性格が悪かったよね』と言われて(笑)。昔は『私、売れっ子』みたいな、だいぶ勘違いをしてたんだと思います。彼女の言葉を借りるなら、“多少は人間らしくなった”のかもしれません」と打ち明けた。
また、現在の活動への後押しが息子からもあったことも明かした上で、酒井は「私たち親子は距離が近くて、大事なことを始める時には相談をする。私の仕事をポジティブに考えてくれていて、どんな時でも背中を押してくれる良い息子」と目を細めた。続けて、「ありがたいことに仕事を忙しくさせてもらっていたので、みんなが彼を育ててくれた。それが彼にとって“幸か不幸か”っていうのはあるけど、息子は『僕はいろんなものを見たから、すごくありがたいと思っているんだ』って言ってくれるので、本当に皆さんにありがとうですね」と感謝の気持ちを伝えるとともに、「温かく声をかけ続けてくださったスタッフの方々、厳しく叱ってくださった方、そして友人たちなど、支えてくださった方たちがいてくれたから、ここに戻ってこられたと本当に思う。そういう人たちがいてくれるのが、私の最強のお守り」と語っていた。
歌手の酒井法子にインタビューした『ABEMAエンタメ』はABEMA NEWSチャンネルにて全編配信中。