エヴァンジェリン・リリーが俳優業引退 カムバックの可能性も匂わせる
『アントマン』シリーズや海外ドラマ『LOST』で知られるエヴァンジェリン・リリーが、俳優業からの引退を自身のインスタグラムで発表した。
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エヴァンジェリンは現地時間6月3日にインスタグラムを更新し、2006年に撮影した10年後の自分について理想を語った映像を公開。その中で、「演技の世界の皆にこんなことを言うのは怖いけれど、今から10年後には女優を引退していたい。家族を持って、作家になり、人道的な活動もしたい」と語っている。
キャプションには、「自分のビジョンを実現して、喜びと満足感に満ちています」と綴られ、理想の生活を手にしたことを示唆。「富や名声といった分かりやすい選択肢から離れることは、時に恐ろしくもありますが、正しい行いをすれば、恐れは充実感に替わります。いつかハリウッドに戻るかもしれませんが、今は、ここが私の居場所です」と続け、「新シーズンが訪れました。私の準備は出来ています…私はハッピーです」と締めくくった。
彼女は合わせてVarietyに声明を発表。すでに、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の撮影を終えた3年前から俳優業は休止状態にあったと明かし、仕事から離れた今、充実感と喜びを得ていると告白。「明日か、2年後に戻るかもしれないし、もう戻らないかもしれない。だけど、今はこの業界で求めている仕事はなく、契約上の義務もない。人道活動と作家業に時間を捧げます」とした。
リリーは2004から2010年まで放送された人気ドラマ『Lost』でケイト・ビショップを演じ、ゴールデングローブ賞にノミネート。『アントマン』などMCU作品では、ヒーロー・ワスプを演じたほか、『ホビット』シリーズにタウリエル役で出演していた。