女子バレー“パワフルカナ”が40歳に 不惑の誕生日の大きな決断に反響
アテネオリンピックに出場した元女子バレーボール日本代表の大山加奈が19日に自身のインスタグラムを更新し、同日40歳を迎えたことを報告。あわせて、大きな決断を明かすと、「たくさん考えて出した答えが正解」「決断する勇気がすごいです」などと反響が寄せられている。
【写真】『ライオンのグータッチ』で指導した教え子が高校生に 応援に駆け付けた大山加奈
2003年のワールドカップや、2004年のアテネ五輪で活躍し、“パワフルカナ”の愛称で人気を集めた大山。2010年の現役引退以降は、バレーボールの普及のためさまざまな活動に取り組んでいる。プライベートでは、2015年に結婚し、不妊治療を経て2021年に双子の女児を出産した。
この日大山は、「本日無事に40歳の誕生日を迎えることができました」の書き出しでインスタグラムを更新。「いつも支えてくださり応援してくださっているみなさま 本当にありがとうございます!!!!」と感謝のメッセージを添えて、愛娘と共に映る笑顔のオフショットを公開した。
続けて「不惑の40歳とは言えまだまだ悩んだり迷ったりしながら生きていくんだろうな」とつづると、「日々大小様々な悩みがある中で 毎日のように迷い悩んできたのが凍結胚のこと。ふたごたちを授かったときに3つの卵が胚盤胞まで進み 3つのうちふたつを移植し奇跡的にふたつとも着床。もうひとつは凍結保存してあるのです。その凍結胚の保存期限の更新がちょうど今月なのです」と告白。
その凍結胚について、延長しないことを決断したと明かした大山。「年齢的なこと経済的なこと仕事のこと考えれば考えるほど正直厳しいな」と思い悩んだそうで、「胚盤胞まで進むことが奇跡だと痛感しているし もしかしたら…なんて考え出すと本当に胸が苦しく張り裂けそうになります…」と苦しい胸の内を吐露。「簡単に決めたのでなく 悩んで苦しんで出した答えですし その想いとともに ここまで育ってくれて ありがとうという気持ちで お別れしたいと思います」と思いをしたためた。
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凍結胚の分まで双子の愛娘や愛犬を幸せにすることが40代最も注力すべきことと、40代を前に進む決意を新たにする大山にファンからは、誕生日を祝福する声のほか、「御夫婦で出した答え。それが大切です。双子ちゃんを大切に…」「これからも無理なさらず、育児や双子ちゃん、お仕事の投稿楽しみにしていますね」「加奈さんは強い部分だけではなく、私たちファンにも悩んだり、苦しんだり、悔しい姿を見せてくださったりファンに寄り添ってくださいます。そんな加奈さんの凛とした姿が魅力的です」などの声が寄せられている。
引用:「大山加奈」インスタグラム(@kanaoyama0619)
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