『西園寺さんは家事をしない』“楠見”松村北斗の涙に反響「もらい泣きした」「胸がギュッとなった」
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松本若菜が主演を務め、SixTONES・松村北斗が共演するドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系/毎週火曜22時)の第1話が9日に放送。楠見(松村)が涙を流すシーンに反響が集まった。
【写真】『西園寺さんは家事をしない』第1話 場面カット
ひうらさとるによる同名漫画を実写化する本作は、徹底して家事をしない主人公・西園寺さん(松本)と、年下の訳ありシングルファーザー・楠見&その娘の風変わりな同居生活を通して「幸せって何? 家族って何?」を考えるハートフルラブコメディー。
仕事はバリバリやるが家事は一切しない西園寺さんは、仕事も順風満帆で、プライベートでは一軒家を購入して愛犬と暮らし始め、念願の家事ゼロも実現。公私ともに大充実した日々を送っていた。ある日、西園寺さんは、職場に転職してきた楠見が4歳の娘・ルカ(倉田瑛茉)を育てるシングルファーザーであるという秘密を知ってしまう。
楠見の住んでいた家が火事になってしまったことや、体調を崩している楠見を見かねて、西園寺さんは自宅の賃貸スペースに楠見親子を招く。
その後も無理する楠見を見た西園寺さんは「あんまりがんばりすぎないでね。手抜けるとこは抜いて、家事代行に頼むとか」と声をかけるが、楠見は「妻はそういう人ではありませんでした。家事に手間暇をかけて。だから僕もそうしたいんです」と答える。その後二人は言い合いのようになってしまう。
後日、西園寺さんは楠見親子が出ていこうとするところを呼び止め、バーベキューに誘う。西園寺さんは楠見に言い過ぎたと謝罪し、自分の母親は専業主婦で、家族のために家事と育児を完璧にやっていたが、ある日突然出て行ってしまったのだと告白。西園寺さんは「本当は家事やりたくなかったんだな。自分の人生家事に忙殺されてたんだなって。それがなんか、楠見くん見てたら重なっちゃって」と明かし、意地になってしまったことを謝る。
楠見は、意地になっていたのは自分も同じだと言い「僕の妻は1年前に亡くなりました。それから悲しむ暇もなくて。妻の代わりに僕がルカを立派に、って、そればっかりで」と明かした。そんな中で楠見がナスを切ろうとすると、ルカがそれを制止。楠見の妻は、いつもナスをそのまま焼いていたのだという。
ルカは「ママから聞いた。なんでナスそのままかって」と言い、楠見は「なんでって言ってた? 楽だから?」と質問。ルカは「違う。ママ楽しいからだって。コロコロ焼くのも、ジュワーってやるのも楽しいからだって」と答える。すると楠見は「そうだよな。楽しいからだよな。ママそういう人だったね、ごめん」と涙。「パパ、ママの大切なところ…ごめん、パパダメだね」と声を震わせた。
そんな楠見を見た西園寺さんは「もう少しここにいなよ。ここにいたことで少しでも心が軽くなったらそれでいいんだよ。ダメでもいいんだよ。ダメでもダメじゃないんだよ。だってそれも楠見くんじゃん。それを否定する権利なんて誰にもない、楠見くんにもない。悲しむ時間もない生活のほうが、もっともっとダメだよ」と伝えるのだった。
楠見が涙を流す場面に視聴者からは「もらい泣きしちゃいました」「泣いた」「楠見くんの気持ちわかる」「涙出る」「胸がギュッとなった」などの声が続出。また、そんな楠見に西園寺さんがかけた言葉にも「優しさが沁みる」「西園寺さんが魅力的すぎる」「感動」「胸が熱くなった」などの反響が集まっている。