赤楚衛二、坂本龍馬役になりきって挨拶 大変だったことは「土佐弁がちょっと難しかった」
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俳優の赤楚衛二が16日、都内で行われた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』完成披露舞台あいさつに共演の浜辺美波、GACKT、高嶋政宏、江口のりこ、池田鉄洋、小手伸也、長井短、観月ありさ、竹中直人、野村萬斎、武内英樹監督と共に出席。役衣装で登場し、役さながらにあいさつして会場を盛り上げた。
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原作は、眞邊明人の同名小説(発行:サンマーク出版)。舞台は、コロナ禍真っ只中の2020年。首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本に、日本の歴史に名を刻む偉人が、議員バッジをつけて大集結する。現代の日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメントムービーだ。
偉人役のキャスト陣は、役衣装を身にまとい登場。内閣官房長官・坂本龍馬役を演じた赤楚は「官房長官の坂本龍馬じゃけ。今日は楽しんで帰るぜよ」と役になりきってあいさつした。その後もキャスト陣は、少し戸惑いながらも役になりきってあいさつ。浜辺は「久しぶりにみなさんの扮装姿を見たんですけど、やっぱり迫力がものすごい」とほほ笑んだ。
今回の役で苦労したことや楽しかったことを聞かれると、赤楚は「今、つけ髭をつけておるんじゃが、髭がかゆいぜよ」と再び役になりきって回答。かと思えば「え~っとですね」と普通に話し出し、会場からは笑いが巻き起こった。赤楚は「楽しかったのは、みんなで酒を酌み交わしたことじゃ」と回答。「大変だったのは、土佐弁がちょっと難しかったぜよ」と打ち明け「すごく勉強になりましたぜよ。武内監督がすごく向き合ってくださって。周りの方々のおかげでこういう坂本龍馬像になったんじゃないかと思うぜよ」としみじみ語った。
テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを担う主人公・西村理沙を演じた浜辺は「こういう大御所のみなさんがいらっしゃる中で、普通なら一番若手なので、一番最初に(現場に)入るべきなんですけど、みなさんのお支度時間が長いということで、一番最後に入らせていただいて(笑)」と告白。さらに「今も小手さんがすごく暑そうでいらっしゃるのを見ると、『私は心地良いんだけどな~』って。すごく見ているのが楽しいし、ちょっと優越感があります(笑)」と茶目っ気たっぷりに明かした。
映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、7月26日より全国公開。