テロ標的となったテイラー・スウィフト、恋人トラビス・ケルシーが心配
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テロが計画されていたとして、エラズ・ツアーのウィーン公演を中止したテイラー・スウィフト。恋人でNFL選手のトラビス・ケルシーは現在トレーニングキャンプの真っ最中だが、彼女のことを心配しているそうだ。
【写真】トラビスがテイラーを抱きかかえるショット
「トラビスは非常に憂慮している」と、現地時間8月8日に情報筋がPageSixに明かしたそうだ。トラビスはニュースを耳にしたあとすぐに、彼女に連絡を取ったという。
テイラーのコンサートを度々訪れ、サポートしていたトラビスだが、彼は現在9月5日に開幕する2024年シーズンに向けて、カンザスシティ・チーフスのチームメイトとともにトレーニングキャンプに参加しており、ヨーロッパにいるテイラーの元に駆け付けることは出来ないようだ。
これまでの報道によると、現地時間8月7日に、オーストリア当局が、テイラーのコンサートを標的にテロを計画していたとして、2人の容疑者を拘束したことを発表。17歳と19歳の容疑者はインターネットを通じて過激化し、7月にイスラム国に忠誠を誓ったとされる。警察が、容疑者が両親と一緒に暮らす自宅を捜索したところ、さまざまな化学物質等を発見したという。
8日には新たな情報が明らかになり、容疑者の2人は爆薬を積み込んだ車をコンサート会場のエルンスト・ハッペル・スタジアムの人込みに走らせ、可能な限り多くの人を殺そうとしたとみられることがわかった。また2人はスタジアムの警備員として雇われており、手製の爆発物やナタで観衆を殺そうと計画していたという職員の談もある。
テイラーはウィーンにて、8日と9日、10日にコンサートを予定していたが、これを受けプロモーターのBarracuda Musicが公式インスタグラムにて声明を発表。「エルンスト・ハッペル・スタジアムでテロ攻撃の計画があったことを政府関係者が認めたことをうけ、皆さまの安全のために3公演をキャンセルせざるを得ません」と綴り、チケットを購入した人たちには、10営業日以内に返金するとした。
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