蓮舫「舞台のような映画でした。小泉今日子さん、素敵です」映画『とりつくしま』絶賛コメント到着!
関連 :
小泉今日子が出演する、東直子の同名小説を娘の東かほり監督が映画化した『とりつくしま』(9月6日公開)より、作家の山崎ナオコーラ、ミュージシャンの鈴木慶一、参議院委員の蓮舫ほか各界著名人18名の絶賛コメントが到着した。
【動画】死んでしまったあと、モノになって大切な人の近くにいられるとしたら? 映画『とりつくしま』予告編
本作は、東直子の小説『とりつくしま』(筑摩書房)を原作に、娘である東かほり監督が脚本・監督した“特別な映画”。2007年に発行された原作小説は、すでに失われた人生のかけがえのない記憶がよみがえり、切なさと温かさと哀しみ、そして少しのおかしみが滲み出る11篇の短篇集。海外も含めファンも多く、シネマプロジェクト作品として映画化が発表された際には多くの反響があった。
人生が終わってしまった人々の前に現れる“とりつくしま係”は、「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」と告げる。夫のお気に入りのマグカップになることにした妻、だいすきな青いジャングルジムになった男の子、孫にあげたカメラになった祖母、ピッチャーの息子を見守るため、野球の試合で使うロージンになった母。人生のほんとうの最後に、モノとなって大切な人の側で過ごす時間。
東かほり監督は、長編デビュー作『ほとぼりメルトサウンズ』(2021)が、第17回大阪アジアン映画祭、第22回ニッポン・コネクション(ドイツ)などに選出され、その後に劇場公開もされた、注目の監督。母が生み出した原作の11篇の中から、「トリケラトプス」「あおいの」「レンズ」「ロージン」の4篇を紡ぎ、オリジナルストーリーを加えて映画化した。
本作は、ENBUゼミナール「シネマプロジェクト」の第11弾作品となる。同プロジェクトは、社会現象にもなった上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』をはじめ、今泉力哉監督作『退屈な日々にさようならを』や、昨年1館から公開され80館以上に拡がりスマッシュヒットとなった外山文治監督作『茶飲友達』など、ワークショップからキャスティングされた魅力的な俳優たちとともに、商業映画とは一線を画す刺激的な映画を世に届けてきた。本作のワークショップには応募総数399名の中から選ばれた71名のキャストが参加し、橋本紡、櫛島想史、小川未祐、磯西真喜、安宅陽子、志村魁など23名が出演。そして、小説で重要な役割となる“とりつくしま係”として、小説のファンである小泉今日子が出演した。
この度、各界著名人18名の絶賛コメントが到着。作家の山崎ナオコーラは「世界はこんなにも切なくて温かい。私たちが住んでいるのはこういう世界なのだから、明日も生きられる。死んでも生きられる、と思いました」。東かほり監督の前作『ほとぼりメルトサウンズ』に出演し、本作では声の出演をしているミュージシャンの鈴木慶一は「目の前のモノを見つめればきっとそこに居ると思う、そんな気持ちになる素敵な映画です。昨日生きてしまったら今日が来て、今日を生きたら明日が来る。大事な、大切な、憧れたみんなと⼀緒に」。参議院委員の蓮舫は「舞台のような映画でした。モノになっても想いを残し続けたい、そんな声が聞こえる物語をありがとうございます」と、それぞれ語っている。
また今回、9月2日、渋谷のLOFT9Shibuyaにて、『とりつくしま』公開直前記念イベントを開催することも発表。料金は2500円で、映画『とりつくしま』の全国特別鑑賞券が付く。当日は、本作の主題歌「陽だまりの夢」を作詞・作曲したカモシタサラによるアコースティックミニLIVE、東かほり監督短編2作品(『土曜日ランドリー』『ほろほろほかほかワシワシ食べる』)の上映、そして、最新作『とりつくしま』の魅力を紐解くトークイベントが行われる。
トークイベントには、東監督ほかキャストなどが登壇する予定。さらにこの日、主題歌「陽だまりの夢」のミュージックビデオを特別上映。同ビデオは、8月のお盆期間に、東監督をはじめ『とりつくしま』と同じスタッフチームにて撮影を敢行し、2週間というスケジュールで仕上げたもの。トークイベントでは、『とりつくしま』撮影時や主題歌にまつわるエピソード、メイキングなどを交えながら映画について色々と語り尽くす。
映画『とりつくしま』は、9月6日より全国順次公開。
※コメント全文は以下の通り。