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蓮舫「舞台のような映画でした。小泉今日子さん、素敵です」映画『とりつくしま』絶賛コメント到着!

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■田川恵美子(俳優)

大切な誰かを失った時、どうしたって悲しみや寂しさや、悔いが、残る。そんな気持ちで俯いていた私の背中に、両手をそっとあててくれる映画でした。今、目の前にある奇跡を、噛みしめて、抱きしめて生きていくことを、肯定された気がしました。また誰かを失ったり、愛する誰かを置いて自分が消えてしまう未来があるとしても、どんなとりつくしまがあるのか、を思い描いて生きていきます。そしてそんな時は「いしやきいも」も思い出すと思います。

■俵万智(歌人)※解禁済み

本歌取りだ、と思った。元の歌の⼀部を受け継ぎながら、さらに展開を加える和歌の技法である。『とりつくしま』という原作の卓抜なアイデアを活用しつつ、映像には新しいリアルと味わいが息づいていた。死を扱いながらも、温かくユーモアのある世界。とりつく側の視点をこんなふうに描くのかという驚きとともに、残された側にも踏みこんでいるところが魅力だった。見送ったばかりの父を思うとき、笑顔になれたことにも感謝している。たぶん私ではなく、母の何かにとりついていることだろう。

■辻凪子(俳優)

いつもの生活の愛おしい瞬きを映し出す東さんの空気が好きです。俳優は肩の荷を下ろして、その人らしい姿で存在する。今作は永遠なんてない世界で、大切な人と⼀緒に居させてくれた。お守りのような映画だなあ。

■中島京子(小説家)

東直子さんの傑作小説を、娘のかほりさんが映画化し、小泉今日子さんが「とりつくしま係」を演じるという奇跡のような作品。死を扱った物語なのに、湿っぽさがなくて、諦観の横に温かさがあって、あれっ?と思うような展開もあって。孫にプレゼントしたカメラの「レンズ」にとりついたおばあさんの数奇な運命がとくに好き。ああ、いいなあ、もっと観ていたいなあ、と思った。

■根矢涼香(俳優)

この目で見えなくてもそこに在る、生と死とやさしさの距離。東さんの映画は、わたしたちの日常の輪郭の層をひとつ広げてくれる。こんな眼差しに溢れた世界なら独りぼっちなんてこと、決してないかもしれない。

■眞鍋卓嗣(劇団俳優座 演出家/舞台作品「とりつくしま」演出)

その絶妙な距離感。まるで、私たちが私たちを眺めているようだ。ふわりとした空気感でありながら、人生の辛辣さや人間のおかしみが混在していて、なんとも言えない気持ちになった。そして、観てから数週間たっても心に住み着いて、日常のふとした瞬間に思い出している。ああ、そうだった。これが「とりつくしま」の魅力であった。親子の親和性によるものだろうか。東かほり監督が撮られたことの意味を感じる。そっと大切にしたくなる映画。本当にうれしい。

■山内ケンジ(劇作家・映画監督)

なんとまあ、優しい映画であることよ。いくつもの感心してしまうディテイルがあるのだが、その中でも最も優れているのは小泉今日子の起用であります。この役は彼女以外にはあり得ない。東かほり監督の慧眼、周到さに感服しました。

■山崎ナオコーラ(作家)

世界はこんなにも切なくて温かい。私たちが住んでいるのはこういう世界なのだから、明日も生きられる。死んでも生きられる、と思いました。そして、親が原作、子が監督という、夢のような映画があるもんなんだなあ、と驚きました。この映画が生まれて良かった。ここは素敵な世界です。

■蓮舫(参議院委員)

舞台のような映画でした。モノになっても想いを残し続けたい、そんな声が聞こえる物語をありがとうございます。小泉今日子さん、素敵です。

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