アニメ映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』12.27公開&予告解禁 吹替版キャストに市村正親、小芝風花、津田健次郎ら
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アニメ映画『THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM(原題)』が、邦題『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』として、12月27日より劇場公開されることが決定。日本版&海外版予告にて初映像が世界同時に一斉解禁され、市村正親、長編アニメ初挑戦の小芝風花、津田健次郎らが日本語吹替版の声優を務めることが発表された。
【動画】市村正親、小芝風花、津田健次郎らが日本語吹替版キャストに! 映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』日本版予告編 海外版予告編も解禁!
J.R.R.トールキンの原作を基に、ピーター・ジャクソン(監督/共同脚本)によって映画史にその名を刻んだファンタジー超大作『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。日本を含め全世界で空前の大ヒットとなり、全世界での累計興行収入は約29億8000万ドル(約4622億円 ※Box Office Mojo調べ/1ドル=155円換算)を超え、「王の帰還」では米アカデミー賞歴代最多11部門を受賞する快挙を達成、未だにその記録は破られていない。そして2004年の「王の帰還」日本公開から20年の時を経て、『ロード・オブ・ザ・リング』の知られざる200年前の物語が初映画化される。
このハリウッド超大作の監督に抜てきされたのは、世界中の熱狂的ファンに支持をされている日本アニメーションの第一人者、『東のエデン』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『精霊の守り人』で知られる神山健治。製作総指揮には『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作全てを手掛けたピーター・ジャクソン、同じく『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズの脚本を手掛けたフィリッパ・ボウエンもプロデューサーとして名を連ねる。
満を持して邦題が決定した本作は、小説『指輪物語 追補編』に描かれる、原作ファンにも人気の騎士の国ローハン最強のヘルム王についての記述をふくらませたオリジナルストーリー。世界初のお披露目となった映像では、懐かしのあのテーマ曲が鳴り響き、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作につながる200年前の物語であることが明かされる。
新たな物語の主人公は、美しくも力強い瞳で敵に立ち向かう若き王女ヘラ。彼女の父であり偉大な王ヘルムの守護のもと、誇り高き騎士の国ローハンは長らく平和を享受していた。しかしヘラの幼なじみであるウルフが敵として現れ、王国の平和が脅かされる。ローハンの民を守るために、ヘラは国の命運のために戦う宿命を背負うことに。怒とうのバトルシーンと共に、“中つ国”の運命を左右する、伝説の戦いが幕を開ける。
本作では日本アニメーションの第一人者・神山が監督を務め、さらに『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』などで知られる日本のスタジオ「Studio Sola Entertainment」がアニメーション制作を手掛ける。そのため、日本を含む世界中の『ロード・オブ・ザ・リング』ファンにその世界観を伝えるために、海外版予告と同時に内容の異なる日本版予告が、異例の全世界同時に一斉解禁された。
映像内には、『ロード・オブ・ザ・リング』ファンにはおなじみの角笛、大鷲、ムマキル、オーク、さらには白のサルマンや角笛城もお目見え。最後にはあの“一つの指輪”を思わせる、金色の指輪を集める“何者”かが登場する。この伝説の戦いが、どのように壮大な冒険譚『ロード・オブ・ザ・リング』へとつながるのか、本作への期待が高まる映像となっている。
本作の日本語吹替版では、豪華声優のキャスティングが実現。騎士の国ローハンの偉大なるヘルム王を市村正親が演じる。市村は「このような長編アニメーション大作にぜひ出演してみたいと思っていたので、とても嬉しく思います」と『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズへ参加できる喜びを語り、自身が演じるヘルム王について、「拳ひとつで敵をなぎ倒す“槌手王(ついしゅおう)”と呼ばれるほど強いキャラクターです。今回の予告のアフレコ収録だけで、声がこんなにも枯れてしまうほど全身全霊で演じるパワーが必要でした」とコメント。
王国の運命を託される主人公の王女ヘラを演じるのは小芝風花。長編アニメーション映画への声優初挑戦となる小芝は、「世界中で多くの方に愛され続けるシリーズの新たな物語の主人公としてヘラ王女に挑戦できることに、とても大きなプレッシャーを感じ、そして一生懸命にやり遂げたい気持ちでいっぱいです」と本作への熱い意気込みを語り、自身が演じるヘラについて「父親のヘルム王に愛されまっすぐ育ち、馬を乗りこなし剣技にも長けた凛々しい女性。最初は戸惑いながらも、王女として民を守るために王国の危機に立ち向かう、責任と覚悟がある芯の強いキャラクターです」と明かす。
さらに、ヘラの幼なじみであり王国の脅威となるウルフを津田健次郎が務める。「神山健治監督の魅力は、複雑で哲学的な要素を持ち合わせながら、誰でも楽しめるエンターテイメント作品に仕上げていること。私が演じるウルフは、ただの悪役ではなく彼なりの理由とドラマを抱えているキャラクターです。現実にも通じるテーマで、神山監督がどんな作品に仕上げていくのか、今からとても楽しみにしています」と神山監督作品ならではの世界観に期待を寄せる。
また、『ロード・オブ・ザ・リング』の旅の仲間たちも再び集結する。王女ヘラを支えるオルウィンを演じるのは、『ロード・オブ・ザ・リング』でローハンの国に登場するエオウィンの日本語吹替を担当した本田貴子。字幕版では、同じくエオウィンを熱演したミランダ・オットーがオルウィンを務め、時を超えて奇跡のコラボレーションが実現した。
そして物語の関わる重要なキャラクターのオーク、ロットを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』ドミニク・モナハン演じるメリアドク・ブランディバックの日本語吹替を担当した村治学。ローハンの従者リーフに、『ヒックとドラゴン』ヒック役や、神山健治監督『東のエデン』にも出演する田谷隼が決定した。
アニメ映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、12月27日より全国公開。
日本語吹替版キャストのコメント全文は以下の通り。