映画『まる』主題歌は堂本剛「街」再録版! レコーディング風景を含む主題歌発表映像解禁
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KinKi Kidsの堂本剛が主演する映画『まる』の主題歌に、堂本が映画のために再レコーディングした「街(movie ver.)」が決定。あわせて、レコーディング風景などが収められた主題歌発表映像が解禁された。
【動画】堂本剛「『街』という楽曲を沢田が歌っていると錯覚するような着地の仕方をした気がする」 映画『まる』主題歌発表映像
堂本が1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりに待望の映画主演を果たす本作。荻上直子監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至った。
堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。
ある日、沢田は通勤途中に事故に遭い、腕のけがが原因で職を失う。部屋に帰ると床にはアリが1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)が知らぬ間にSNSで拡散され、正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名になる。突然、誰もが知る存在となった「さわだ」だったが、段々と○にとらわれ始めていく…。
先日、主演・堂本が、「.ENDRECHERI./堂本剛」として本作の映画音楽を担当することが明らかになり話題となったが、さらに堂本が作詞・作曲を手掛け、2002年に発表した「街」を本作のために再レコーディングした「街(movie ver.)」が主題歌に決定。主題歌発表映像が解禁された。
山田プロデューサーは『まる』という物語を「もし、堂本剛がスーパースターじゃなかったら?というパラレルワールドともとれるもの」としたうえで、主題歌について「剛さんが辛かった時期の心情が投影された楽曲が、20年以上たった今“沢田”という剛さんのあて書きだが剛さんではない、ある男の人生の物語を締めくくる楽曲として新たな存在感を獲得する…、元の楽曲が素晴らしくないとそうそうできることではありません」と語る。
また、オファーの経緯として、荻上監督が堂本と向き合い沢田というキャラクターを立体化させていく過程で、山田プロデューサーから荻上監督に主題歌を「街」にしてはどうかと相談を持ち掛けたという。すると、監督から「実は脚本を書きながら聞いていたのが『街』でした」という奇跡的な返事が。まさに必然ともいえる決定であったことが明かされた。
本作での主題歌の起用について堂本は、「『街』という楽曲を沢田が歌っていると錯覚するような着地の仕方をした気がするので、歌えて幸せだったなと思っています」と語っている。
解禁された主題歌発表映像は、「街(movie ver.)」のメロディとともに、主題歌レコーディング・劇伴制作の様子をとらえた映像や撮影のメイキング映像が映し出される。堂本がピアノを弾く姿や綾野剛・森崎ウィンらと談笑する場面など、貴重な映像が盛りだくさん。なお、「街(movie ver.)」は現状リリースの予定はなく、フルで聴けるのは映画本編内のみとなっている。堂本がこの楽曲に込めた「自分を生きることこそ素晴らしい」という想いが、本作の物語の核とつながる瞬間を映画館で体感したい。
映画『まる』は、10月18日より公開。
堂本剛、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。