芳根京子、昭和初期舞台に“ピュア妻”演じる! 『波うららかに、めおと日和』4月スタート 夫役は本田響矢

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芳根京子が主演を務め、本田響矢が共演するドラマ『波うららかに、めおと日和』が、フジテレビ系にて4月24日より毎週木曜22時に放送されることが決まった。併せて、ティザー映像とティザービジュアルも公開となった。
【写真】和装に身を包んだ芳根京子&本田響矢
西香はちの同名漫画を実写化する本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。
主人公の江端なつ美(芳根)は、桜咲く春の季節、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田)と婚約することに。しかし結婚式当日、瀧昌が仕事のため来られなくなり、旦那不在という波乱の幕開けから結婚生活は始まる。携帯もない時代…戦前日本で暮らす恋愛に不慣れな男女2人の結婚から始まる恋――初々しくもじれったい夫婦生活の中で何気ない日常から幸せや愛おしさを感じ、少しずつ距離を縮めていく。
芳根は昨日最終回を迎えた『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)に続き、2クール連続で主演を務める。フジテレビ「木曜劇場」の枠で主演するのは初。本田はプライムタイム(19~23時)の地上波連続ドラマにレギュラー出演するのは初となる。芳根と本田は初共演。
芳根が演じるのは、本作の主人公・江端なつ美(旧姓は関谷)。恋愛経験も無く、男性への免疫が無いなつ美は、急に決まった縁談に驚く。さらに結婚式当日に瀧昌が来られなくなり、一度も本人に会えぬまま、「写真」相手と式を挙げ、旦那不在という波乱の幕開けから始まった夫婦生活に戸惑いを隠せない。
その後、海軍の演習を終えた瀧昌と初対面するなつ美だったが、無表情で無口の瀧昌は何を考えているのか分からず不安になる。それでもなつ美は、慣れない家事に懸命に取り組みながら、妻として瀧昌を支える。そして、変わりゆく日々の中で、なつ美は瀧昌の優しさに気づき、次第に心を開いていく…。
本作のオファーを受けて芳根は「プレッシャーはもちろんありますが、とても光栄なことだなと思いました。全力で頑張りたいと思います」と意気込み、自身の役については「皆さんに応援して頂けるように、精いっぱいかわいらしく、そして力強く生きる女性を演じられたらと思います」と語る。
また、本田との初共演については、「ティザー撮影で少しだけご一緒させて頂いて、少し天然そうな感じも拝見したので…(笑)。現場では突っ込みつつ、助け合いながら、一緒に頑張っていけたらいいなと思います」とコメントし、「私たちが演じるなつ美と瀧昌の2人の物語なので、皆さまに愛してもらえるような夫婦になれるように、しっかりコミュニケーションを取って、ステキな作品にしていきたいと思います」と言葉をつづった。
本田が演じるのは、帝国海軍の中尉・江端瀧昌。両親を幼い頃に亡くした瀧昌は、父と仲が良くお世話になっていた上官から縁談の話を持ちかけられ、なつ美と婚姻する。生真面目で無口かつ無愛想にも見える瀧昌は、実は女性への接し方が不慣れで、なつ美に対しても気持ちをうまく伝えられず、思わず「問題ありません」と口癖のような言葉を発してしまう…。しかし、不器用ながらも瀧昌なりの優しさで、少しずつなつ美と心を通わせていく。
本田は、2017年10月期に放送されたドラマ『セトウツミ』(テレビ東京系)で俳優デビュー。2024年には、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合)で大庭梅子(平岩紙)の三男・光三郎を演じた。
本作のオファーを受けて本田は「率直にすごくうれしかったです。このお仕事をさせて頂く前から木曜劇場で放送されていた作品は拝見していて、好きな作品がたくさんありましたので、そんなステキな木曜劇場の枠に出演させて頂けることが、心の底からとてもうれしく、改めて作品としっかり向き合っていきたいと思いました」と心境を明かす。
また、「この作品はきっと癒やしのドラマになると思いますし、1話から見ていてドキドキも止まらないと思います。僕たちも楽しく撮影を行いながら、見てくださる皆さまにも楽しんで頂けるような作品を創っていきますので、是非ご覧下さい!」と視聴者にメッセージを寄せた。
演出は、『PICU 小児集中治療室』(2022)や「監察医 朝顔」シリーズ(2019~)の他、『やまとなでしこ』(2000)、『僕と彼女と彼女の生きる道』(2004)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(2015)などのヒット作を世に送り出した平野眞が務める。 脚本は『あのクズを殴ってやりたいんだ』(2024/TBS系)や『リコカツ』(2021/TBS系)などを手がけた泉澤陽子。
ラブストーリーの名手としても名高い平野と、女優デビュー作『ラスト シンデレラ』(2013)以来12年ぶりの再タッグを組む芳根。「久しぶりに平野監督とお会いしましたが、『ラスト シンデレラ』の衣装合わせがちょうど12年前の明日(2月28日)だったことを覚えていて、とても感慨深かったです。2月28日が私の誕生日で、高校1年生だった当時、学校帰りに制服のままスタジオに行き、スタッフの皆さんにお祝いをして頂いたことがすごくうれしかったのを思い出しました。昨日もそのことを思い出して、一人で泣いてしまったほどです」と吐露し、「12年たち、デビューした木曜劇場の枠に主演として戻り、同じ監督と再びご一緒できることは、本当に幸せで、決して当たり前ではないと感じています」と喜びをあらわにした。
解禁されたティザービジュアルは、芳根の美しい黒引き振り袖姿と本田のキリッとした軍服姿を捉えたもの。結婚式の衣装をイメージした特別なビジュアルに仕上がった。
ティザー映像では、芳根演じるなつ美と本田演じる瀧昌が緊張した面持ちで横に並び、写真撮影をしている姿が映し出されている。少し照れながらも笑みを浮かべるなつ美と、強く拳を握りしめながらも、りりしくカメラに視線を向ける瀧昌。そして、2人の手と手が重なり合った時、初々しくも、それぞれの恋心が動き出す。
木曜劇場『波うららかに、めおと日和』は、フジテレビ系にて4月24日より毎週木曜22時放送(初回15分拡大)。
※キャスト・プロデューサーのコメント全文は以下の通り。