バカリズム脚本&山田裕貴主演『ベートーヴェン捏造』映画化決定 共演には古田新太も
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【スタッフコメント】
■原作・かげはら史帆
「演劇やミュージカルでは、日本のキャスト陣が西洋を舞台にした作品を演じるのは当たり前。実写映画でそれをやったっていいと思う」──映画の企画案をいただいた6年前、担当者さんからそんな熱い想いを伺ったのを思い出します。たしかに、と膝を打ちました。考えてみたら、私の頭のなかでも、シンドラーやベートーヴェンは日本語でしゃべっているような気がするのです。しかも、古めかしくない、生き生きとした現代の言葉を。
ベートーヴェンは、人生半ばで聴覚を失いました。彼が直⾯した言葉の困難は、やがて誰も想像しなかった大事件に発展します。日本語の魔術師・バカリズムさんと、音楽映像の奇才・関和亮監督、そして第一級のキャストとスタッフのみなさまが、その一部始終を世に放ちます。
すごい挑戦をやってのけた。それだけは確実な作品です。完成作をスクリーンで観る日を心待ちにしています。
■脚本・バカリズム
かげはら先生の原作がとてもおもしろくて、この壮大な物語をどうやって1本の映画に収めるか試行錯誤しながら書きました。
あとは関監督の演出と役者さんたちの表現で素晴らしい作品になっていると思います。
■監督・関和亮
バカリズムがベートーヴェンを描く!
驚きと共に、その映像化はどうなるんだと僕自身ワクワクしました。
実在する人物を描く難しさと面白さ、山田裕貴さん古田新太さんはじめ多くのキャストと、我々スタッフが頭を悩ませ200年前のウィーンそしてベートーヴェンを取り巻く人々を映像化しました。
秘書シンドラーの偏愛、 SNSなんて存在しない時代の情報戦、様々な実在するキャラクター、そして全曲ベートーヴェンによる楽曲。
ぜひスクリーンでお楽しみ頂けたらと思います。