『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督によるDC映画『サージェント・ロック』がお蔵入り

映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノが監督を務めると報じられていたDCコミック『サージェント・ロック(Sgt. Rock)』の映画化企画がお蔵入りとなったようだ。
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本作は、第二次世界大戦を舞台にしたヒーロー映画。これまで何度も映画化の話題が上がるも実現に至らなかったが、2022年にDCスタジオのトップに就任したジェームズ・ガンとピーター・サフラン主導で計画され、グァダニーノ監督、『チャレンジャーズ』と『クィア/QUEER』で彼と組んだジャスティン・クリツケスの脚本で進められていた。当初は『007』シリーズや『クィア/QUEER』のダニエル・クレイグ主演と報じられていたが契約には至らず、『THE PENGUIN-ザ・ペンギンー』のコリン・ファレルの名前が挙がっていたようだ。
Varityによると、お蔵入りとなった理由は、クリエイティブ面ではなく、スケジュールの問題とのこと。イギリスで屋外ロケをするためには、夏に撮影を開始する必要があったものの、間に合わなかった。スタジオは、2026年に持ち越すことを視野に入れているが、グァダニーノ監督の参加は不明だそう。
サージェント・ロックは、1959年、第二次世界大戦中にナチスと戦うイージー・カンパニーを指揮するアメリカ陸軍下士官としてコミックに初登場し、優秀な兵士で、第二次大戦の英雄として描かれる。グァダニーノとクリツケスは本作を、古典的なスーパーヒーロー映画ではなく、歴史アドベンチャー映画として計画しており、ガンとサフランも2人の企画に惹かれてゴーサインを出したという。企画が完全に立ち消えた訳ではないようだが、グァダニーノ監督が参加できないとなると、話が違ってきそうだ。
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