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実写化話題『リロ&スティッチ』、アニメ版が本編ノーカットで6.6金ロー放送決定!

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映画『リロ&スティッチ』場面写真
映画『リロ&スティッチ』場面写真(C)2025 Disney

 ディズニーの実写映画版『リロ&スティッチ』が6月6日公開となるのを記念し、アニメーション版『リロ&スティッチ』(2002)が、同日21時からの『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて本編ノーカットで放送されることが決まった。

【写真】かわいいけどトラブルメーカーすぎるスティッチ

 ディズニー長編アニメーション映画『リロ&スティッチ』は、ハワイに住んでいる両親を亡くした姉妹と、地球へ逃亡してくるエイリアン“スティッチ”とのふれあいを描いた作品。動きを緻密に捉えた波の動きや、水彩画タッチで描かれるハワイの景色なども魅力だ。またそのドラマ性も評価され、米アカデミー賞の長編アニメーション部門にもノミネートされた。

 物語の舞台はハワイと宇宙。

 ハワイのカウアイ島に住む、事故で両親を失くしてしまった2人の姉妹。妹のリロは想像力が豊かでマイペースな5歳の女の子。想像力が豊か“すぎる”せいで、周りからは変わり者と思われなじめず、友達ができず独りぼっちでいる。年の離れた19歳の姉ナニは、亡くなった両親に代わりリロを育てるが、わんぱく具合に手を焼いている。

 ナニはリロとの2人暮らしを続けようとするが、福祉局から目を付けられ、リロは施設に連れていかれそうになっている。

 そんなとき、宇宙から飛来しカウアイ島に不時着したのがスティッチだった。天才科学者ジャンバの遺伝子実験で生まれた試作品であり、銀河連邦によって追放処分になるところを、地球に逃亡してきたのだ。

 そんなスティッチを、リロは犬と間違え飼うことに。行く先々でトラブルを起こすスティッチだが、リロは見捨てない。2人の間にはかけがえのない絆が徐々に生まれていく。しかしそこに、スティッチを確保しようとする銀河連邦が忍び寄る…。

 本作の見どころはまず、大人気キャラクターのスティッチ。青色の体、大きな耳、そして愛くるしい目…そのカワイイ見た目とは裏腹に、実は凶暴で破壊本能を持つ6本足のエイリアンという設定。そのギャップにも人気が集まった。

 予測不能な行動で周囲を混乱させるスティッチだが、自分には家族がいないことに気づき寂しさを感じていく。しかし、リロとの出会いを通して、「オハナ」(ハワイの言葉で、広い意味での家族のつながり)という大切なものを知り、次第に心を開いていく…。

 そして、スティッチの魅力を語る上で欠かせないのが、日本語吹き替え版でスティッチの声を担当した山寺宏一の名演。コミカルなシーンでの獣のようなハイテンションな演技から、感動的なシーンでの繊細な感情表現まで、その声の演技は、まさに神技。

 ナニとリロの姉妹にも注目だ。突然、事故で両親を亡くしてしまった姉妹。姉のナニは19歳の若さで、両親の代わりとしてリロを育てていかなければならなくなった。手のかかる年頃のリロをうまく育てることができず、福祉局に「妹さんを、君から離して保護するべきだ」と告げられてしまう。本来であればナニだって遊びたい年頃。それでも、なんとか別々に暮らすのを避けようとリロを育てる。

 リロはリロで、周りとなじめず友達がなかなかできない。そんな悩みを抱え、ついナニに迷惑をかけてしまうリロ。だが、リロもナニが無理をしてなんとか親代わりに振舞ってくれていることも知っている。

 スティッチの活躍に目が行きがちだが、見ていて応援したくなるような2人の姉妹。そこには、大人もハっとさせるドラマが込められている。

 アニメ映画『リロ&スティッチ』は、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて6月6日21時放送。

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