クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

KEY TO LIT・井上瑞稀ら、舞台『W3 ワンダースリー』出演者が“手塚世界と私”について語る!

エンタメ

舞台『W3 ワンダースリー』出演者が参加した「手塚世界と私 ~W3ワンダースリーの出演者が語る~」より
舞台『W3 ワンダースリー』出演者が参加した「手塚世界と私 ~W3ワンダースリーの出演者が語る~」より 撮影:岡千里

関連 :

井上瑞稀

彩吹真央

成河

 KEY TO LIT・井上瑞稀主演舞台『W3 ワンダースリー』の出演者が、「手塚世界と私 ~W3ワンダースリーの出演者が語る~」と題し、語る会を開催。井上らのコメントが到着した。

【写真】KEY TO LIT・井上瑞稀、彩吹真央らが参加した「手塚世界と私 ~W3ワンダースリーの出演者が語る~」会の様子

 原作『W3(ワンダースリー)』は、1965年~1966年まで「週刊少年サンデー」に連載された漫画で、手塚治虫の目を通して地球の偵察に来た3人の宇宙人たちと少年星真一が、未来のためにできることは何かを考えさせてくれる作品だ。虫プロ初のテレビオリジナル作品としてテレビアニメ版も放送され、キャラクター1人に対し、専属担当がつくハリウッド方式で制作されたことでも知られている。テレビアニメ版は全52回を放送し、当時の子どもたちはみな夢中になった。

 この日本が世界に誇るマンガの神様・手塚治虫の名作を、若手ながらも数々の演出家から絶大な信頼を得ている福田響志の脚本、ミュージカル、ストレートプレイ、ノンバーバルパフォーマンスまで幅広く演出を手掛け東京2020 パラリンピック開会式の演出でも世界的に注目を集めたウォーリー木下の演出、ストレートプレイの音楽からミュージルの作曲まで多彩な活動で知られる和田俊輔の音楽で舞台化する。

 このたび、手塚プロダクションの協力のもと、「鉄腕アトム」や「ジャング大帝」のキャラクターが展示されている手塚治虫の聖地「手塚プロダクション」にて、本舞台の出演者が“手塚世界と私”について語る会を開催。星真一役の井上瑞稀、星兄弟の母・F6号役の彩吹真央、ランプ役の成河、演出・上演台本のウォーリー木下、そして、手塚プロダクション湯本裕幸が登壇した。

 参加した井上は、「手塚作品にしっかりと触れるのは今回の『W3』が初めてでしたが、連載されていた当初に伝えていた反戦のメッセージが今も同じ意味を持って伝わってしまうというのが悲しいなと思いました」とコメント。

 役については「僕が演じる真一は、すごく等身大で同世代の方が一番共感しやすいキャラクターだと思うので、真一がたどり着く答えに観た方が共感してくれたら嬉しいです。個人的には僕にすごく近い役だと思います。また、劇中でのパペットを使った演出はすごくリアルで愛らしいですし、衣裳も素敵なので、視覚的にも楽しんでいただけるのではないかと思います」と話す。

 また、「戦争に対して“よくないこと”と思っていても具体的に出来ることはあるのか、自分たちには止められないのではないかと他人行儀に考えてしまっていた部分を考え直すいい機会になりました」と語り、「まずは“考える”ことが大切だと思うので、作品を観た皆さんにもその時感じたことを考えて想像するきっかけにしてほしいです」とメッセージを寄せた。

 そして「この作品を観れば平和に一歩近づくことができると思いますし、間違いなく楽しんでいただける自信があるのでぜひ観に来てください」と本舞台をアピールした。

 舞台『W3 ワンダースリー』は、東京・THEATER MILANO‐Zaにて6月7~29日、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて7月4~6日上演。

※手塚治虫の「塚」は旧字体が正式表記

 ウォーリー木下、井上瑞稀、彩吹真央、成河、手塚プロダクション・湯本裕幸のコメント全文は以下の通り。

次ページ

<コメント全文>

1ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る