デミ・ムーア、アカデミー賞を逃した時の複雑な本音を告白「落ち着いて穏やかな気持ちだった」

コラリー・ファルジャ監督の『サブスタンス』で、俳優人生初のアカデミー賞ノミネートを果たしたデミ・ムーア。惜しくも受賞を逃した時の、率直な気持ちを明かした。
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PageSixによると、デミはTimeのインタビューでアカデミー賞を振り返り、主演女優賞が発表される直前のコマーシャル休憩中に、不思議な予感に襲われたと告白。「マネージャーの耳元で、『マイキーが獲ると思う』と囁きました。何故か分からないけれど、でも分かったんです」と明かした。
デミの直観は当たり、オスカー像は『ANORAアノーラ』のマイキー・マディソンの手に渡ったが、この時デミは、「落ち着いていて穏やかな気持ち」だったと振り返る。「失望は感じませんでした。そういった類の感情は一切ありませんでした。ただ、確信があった。この先に何かが待ち受けていると、信じる気持ちがあったし、今もそう信じています」と語った。
本作で、美と名声に執着するあまり、怪しい若返り術に手を出してしまう元スターを演じたデミは、ゴールデン・グローブ賞を獲得するなど本年度の賞レースを席巻し、アカデミー賞も本命視されていた。情報筋は、デミが「マイキーや共にノミネートされた女性たちを思い、喜ばしく思っている」のは間違いないが、「自分の名前が呼ばれなかったことは非常に残念」だったろうと明かしているそう。
しかしデミは、授賞式後にインスタグラムを更新し、「受賞シーズンが終わりに近づいている今、感謝の気持ちで胸が一杯です。人生最高の旅でしたが、まだ始まったばかり! チームのみんなや、他の候補者の方々、そしてこの体験を喜びと光で満たしてくれたみなさん全員に感謝します」と綴り、『サブスタンス』のスタッフや共演者、ファンに感謝。「そして、マイキー・マディソンに盛大なお祝いを送ります。彼女が次に何をするのか楽しみで仕方ありません」と締めくくっていた。
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