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30代女性が宇宙を目指す! ドラマ『いつか、無重力の宙(そら)で』9月放送決定 主演は木竜麻生

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木竜麻生

森田望智

<コメント全文>

■木竜麻生(望月飛鳥役)

夜ドラ『いつか、無重力の宙で』で望月飛鳥を演じます、木竜麻生です。オリジナルの脚本を読ませていただいた時から、この作品で主演を務めさせていただけること、とてもうれしく、それと同時にわくわくと緊張に背筋が伸びる思いで撮影に臨んでいます。

年齢を重ねれば重ねるほど、得るものと失った気がしてしまうものがあって、それを丁寧に拾い上げようとしている作品だと思います。宇宙という果てしないものへの憧れを通して、大切なものを少しずつ見つけたり、また見失ったりしながらも日々を暮らしていく人々を、どうか肩の力を抜いて見守ってもらえたらと思います。見てくださる皆さんの日常の重力が、ほんの少しでも軽くなりますように。

■森田望智(日比野ひかり役)

『作りたい女と食べたい女』以来の夜ドラ、一日の終わりにほっと一息できる大好きな空間に戻ってこられたこと、大変うれしく思います。全編大阪での撮影は初めてでしたが、懐かしいような温かいような活気ある空気を感じながら、一歩一歩丁寧に時間を進めている毎日です。

宇宙のように無限大の夢であふれていた“あの頃”。記憶の隅からその時の自分を優しく引っ張り出して、「そんな時もあったなあ」とフフッと口元が緩む。明日一日が少し希望で満たされるドラマをお届けできたらなと思っています。平日夜のささやかな15分。私たちと一緒に夢を追いかけてくださったら幸せです。

■武田雄樹(脚本)

高校生の頃を思い出すと、これから自分には無限の未来が広がっているんだという希望と、だからこそ選び取るべき道を間違えてしまったらどうしようという漠然とした不安のはざまで、日々を過ごしていたような気がします。やがて大人になり、一つ一つ、自分にとって確からしいと思える選択をするにつれ、漠然とした不安を感じることは無くなりました。けれど、同時に夢を見ることも無くなりました。

でも、心のどこかで、もっと自由に、浮遊するように、人生を泳げたらいいのにな.....と思うことは何度もあって、そのたびに学生時代のことを思い出します。だからこそ、そんな大人たちが、大人たちのまま、夢を見る物語を描いてみたい。というか、自分が見たい。そんな想いから、本作は生まれました。

僕にとっては本作が人生初のオリジナル脚本の連続ドラマです。右も左も上も下も分からない宇宙空間に放り出されたような不安の中で、一緒に旅をしてくださった演出、プロデューサー、制作統括、スタッフの方々、そして取材先の皆さんに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

壮大な宇宙の話ではありません。壮大な宇宙を夢見た女性たちの、ささいな、けれど確かな、日常の物語です。

■佐藤玲衣(企画・演出)

昨年の夏、趣味で人工衛星を作っている方々の拠点にお邪魔しました。まるで部室のような空間の真ん中に、雑誌やお菓子と並ぶ人工衛星。日常に溶け込んだその小さな箱には、夢と希望がぎっしり詰まっていました。和気あいあいと語らう姿を見て、ささいな日常の地続きに壮大な夢があるのだと感じました。まさにその光景が、この企画の原点になっています。

人工衛星を作って宇宙を目指す、30代の大人が0から挑戦するにはとても難しいことだと思います。それでも、「この人たちが隣にいると、なんだかなんでも出来る気がする…」学生のころ感じていた根拠のない無敵さ、それを大人になったいま再び取り戻せたら?あらゆる重力を吹っ飛ばし、無謀だと思えることも出来るかもしれない、隣にあなたがいれば…。そんなことを、声を大にして真っすぐ描いていく物語です。

足踏みしながらも、一歩一歩進んでいく主人公たちを見守っていただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。

■南野彩子(プロデューサー)

「この作品の撮影が始まってから、空を見上げることが増えたんです」。そう話す木竜さんの視線の先で、大阪のビルの隙間から大きな満月が顔をのぞかせていました。せわしない日々の中でも、ふと遠い宇宙に思いをはせてみると、ちょっと足が軽くなったり、心が躍ったりする。木竜さんが演じる“飛鳥”からは、そうした宇宙への愛が、静かに、でも確かにあふれていて、この人の挑戦を全力で応援したい!という気持ちにさせてくれるすてきな魅力がつまっています。

そして、森田さんは、会ったら誰もが好きになっちゃうチャーミングな人で、「太陽のような人」という言葉がぴったりな“ひかり”を体現してくださっています。「飛鳥と、天文部の皆と一緒に宇宙を目指したい」、そんなひかりの思いがまっすぐ伝わってきて、なんだかこの人となら本当に宇宙に行けそうな気がしちゃう、無敵なパワーをくれる人だなぁと感じています。

私も佐藤も、飛鳥たちと同じく、空を見上げる余裕もないまま30代へ突入しようとしている世代です。だからこそ、ちょっと立ち止まって空を見て、今の自分の気持ちに耳を傾けてみながら、丁寧に物語を紡いでいきたいと考えております。ご覧いただいた皆さんの心が、“無重力”になることを願って、本作を贈ります。

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