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日向坂46、“新体制”初ライブ開催 五期生も加わった30名で魅せた新たなグループの姿

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 アンコールでは、一期生楽曲「愛はこっちのものだ」を、二期生から四期生のメンバーが全力で盛り上げながら歌い上げた。キャプテン・高橋未来虹が「全員、騒げー!」と声を張り上げると、観客もそれに応え、会場は一体感に包まれた。

 ライブを振り返るMCでは、本公演で最も多くの曲でセンターを務めた小坂が、「二期生から五期生になって、一発目のライブということで、緊張や不安もいっぱいあった」と明かしたうえで、それでもメンバー全員のたくましさを感じる期間になったことを語り、「すごく大事なライブになった」と思いを込めた。

 さらに、14thシングルでの卒業を発表している二期生の富田鈴花は、「たくさんの挑戦があったライブ」と振り返りつつ、「みんな大変なことも難しいこともあるのに、弱音を吐かずに挑戦している姿を見て、私もすごく元気をもらった」と率直な気持ちを吐露。今後も「チャレンジをたくさんしていけるようなグループであることを願っています。皆さん、日向坂をよろしくね!」と呼びかけると、会場からは温かい拍手が送られた。

 そしてここで、高橋から全国6都市13公演にわたる全国ツアーが、9月から11月にかけて開催されることが発表されると、会場には歓喜と期待の声が広がった。そしてライブはいよいよ、最後の楽曲へ。

 「僕に続け」を全員で歌唱する中、高橋がその思いを語る。

 「昨日、私たちは新たな門出を迎え、メンバーみんなやおひさまの皆さんが、今日はどういう気持ちで迎えるのか、なかなか想像がつきませんでした。変わっていくことに不安は伴うものだけれど、皆さんからいただいた拍手や歓声、そして目の前に広がるサイリウムの景色が、私たちが届けたかった思いに対する皆さんの答えなんだと受け止めました。虹の向こうに一筋の光のような、そんなものが見えた感覚でした」

 「私たちは、皆さんが困難に立ち向かわなければいけない時にそばにいたいし、私たちが夢を叶える瞬間には皆さんにそばにいてほしいなって思います。メンバーと、おひさまと、そしていつも支えてくださるスタッフの皆さん。チーム日向坂は永遠です。一緒に支え合って進んでいきましょう。これからも日向坂46の応援をよろしくお願いします」

 高橋の思いが込められた言葉に、会場からは大きな拍手が送られた。

 未来への決意とともに歌い上げた「僕に続け」を最後に、日向坂46の新章を告げるステージは幕を下ろした。“新生”日向坂46の姿を、これ以上ないほどに体現したライブだった。

 日向坂46「BRAND NEW LIVE 2025 『OVER THE RAINBOW』」5月29日公演セットリスト

Overture
1. 青春の馬
2. 海風とわがまま
3. 一生一度の夏
4. 真夜中の懺悔大会
5. あの娘にグイグイ
6. あのね そのね
7. どこまでが道なんだ?
8. 月と星が踊るMidnight
9. アザトカワイイ
10. メドレー(キュン / ってか / 君しか勝たん)
11. ジャーマンアイリス
12. シーラカンス
13. パクチー ピーマン グリーンピース
14. You’re in my way
15. 永遠のソフィア
16. 絶対的第六感
17. 見たことない魔物
18. 君はハニーデュー
19. 卒業写真だけが知ってる
20. Love yourself!

<アンコール>
1. 愛はこっちのものだ
2. 僕に続け

※高橋未来虹の高は正式には「はしごだか」

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