トム・クルーズ、『ミッション:インポッシブル』を観た山崎貴監督の言葉に感激! 夢のスペシャル対談映像解禁

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公開中の映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』より、本作の主演・プロデューサーのトム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督が、『ゴジラ‐1.0』の山崎貴監督と対談するスペシャル映像が解禁された。
【動画】「ハグしよう」 山崎貴監督の言葉にトム・クルーズが大興奮!
5月23日より日米同時公開され、観客動員数は178万人、興行収入は27億円を突破(※先行上映を含む累計/6月1日時点)、シリーズの集大成にふさわしい快進撃を続けている『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』。
先月行われたワールドツアーの来日中に、本作の主演でありプロデューサーのトム・クルーズと、『ゴジラ‐1.0』の山崎貴監督の対談が実現。途中でクリストファー・マッカリー監督も合流し、世界を代表するトップクリエイターたちが熱いトークを繰り広げた。
そしてこの度、対談の様子を収めたスペシャル映像が公開。
この日、トムが山崎監督と待ち合わせたのは、世界中から観光客が集まる《渋谷》を一望できる場所、渋谷スクランブルスクエアの屋上展望台《SHIBUYA SKY》。圧巻の景色が広がる空の舞台で、2人は笑顔を交わし、固く握手。開口一番に「あなたの大ファンだ! 素晴らしい作品ばかりだ」とラブコールを送るトムの姿から、この瞬間を待ち望んでいたことが伝わってくる。実はこの2人の過去にはつながりが。昨年、第96回アカデミー賞(R)で『ゴジラ‐1.0』が視覚効果賞を受賞するという快挙を成し遂げたとき、同じく視覚効果賞にノミネートされていたのが、シリーズ前作の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』だった。
5月6日に実施された「ジャパンプレミア スクリーニング」で、トムらキャスト&スタッフ陣や300人の観客と共に、本作を鑑賞していた山崎監督。上映後、8分間にも及ぶスタンディングオベーションが巻き起こったこの“世界最速上映”で、「集大成としての『ミッション:インポッシブル』の大成功を確信した」と断言。その言葉を受けたトムは「とても光栄だ。あなたは美しい物語を作る素晴らしい監督だ。僕たちは映画を愛する仲間だ」と笑顔で語りかける。
山崎監督は、映画本編について「絶対不可能な瞬間を作りながら、ギリギリの方法で、しかも説得力のある形で乗り越えていくプロセスが本当にすごかった。同じ映画を作っている身としては、嫉妬を感じるほど素晴らしい瞬間がたくさんあった」と熱弁。そんな山崎監督は現在、ゴジラ新作映画の準備中。「昨日映画を観て、家に帰ってシナリオを読み直しながら、ミッションに負けるわけにはいかないと闘争心が沸き起こった」と新作への熱い意欲ものぞかせた。
そんな山崎監督に対し、トムは「次はあなたの番だ! お互いに刺激し合ってるね」とにっこり。さらに山崎監督が「イーサン・ハントの立ち位置が、あなたの立ち位置に似ている。イーサンは世界を救わなければいけないという困難を抱えている。一方トムも映画を大ヒットさせるという困難を背負い、血みどろになりながらそれを乗り越えている感じがする。イーサンの物語の向こう側にトムのストーリーが見えて、それも感動しました。映画を面白くするためにあれほどの苦労をしているのが伝わってきて…」と話すと、トムは「理解してくれてありがとう!」と熱くハグ。
さらに山崎監督は「今回の映画で素晴らしいと思ったのは、イーサンのつらそうなところがたくさんあったこと。それが映画にものすごく膨らみをもたらしている」と、アクション要素以外の魅力も熱く語り、トムを喜ばせた。
その後、2人は劇場への想いを口に。山崎監督は「劇場にお客さんに来てもらいたいし、体験できるのは劇場だと思う。(先頭を走っている「M:I」に」)映画界はもっと感謝すべき」とコメント。トムも「映画館でひとつの映画をみんなで一緒に体験するのはとても美しいこと。僕たちの仕事は、できる限り最高の映画を作ること。お互いに助け合おう、刺激し合って」とほほえむ。
そして終盤、クリストファー・マッカリー監督が登場。トムがマッカリー監督に「山崎監督は、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を観た後、家に帰って(新作のゴジラ映画の)脚本を見直したって!」と語ると、マッカリー監督は「あなたの映画を観た後僕らも同じ事をしていた」と語り、3人で笑い合った。
最後は「みんなで劇場に観客を取り戻そう!」(山崎監督)、「それこそが僕らの”ミッション”だ!」(トム)と約束を交わし、最後にトムは「あなたと話せて、一つの夢が叶った。僕たちにできることがあれば何でも言ってほしい」と敬意を表して締めくくった。
映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は公開中。