斎藤工×永尾柚乃『誘拐の日』、江口洋介・内田有紀・安達祐実ら実力派がメインキャストに!
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■江口洋介(須之内 司・役)
――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください
誘拐事件をきっかけにさまざまな謎が浮かび上がってくるミステリーで、これは面白そうだなと感じました。僕らも脚本を読んでいて1話1話、先が気になるので、視聴者のみなさんも“この先、何が起こるんだろう”と夢中になると思います。今の世の中にありそうな、でもなさそうなすごく不思議な世界観で、今まで見たことのないドラマになると思いますね。
――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?
私が演じる須之内刑事は自らの正義感を曲げることができず、過去にある不正を暴こうとして所轄に飛ばされたのですが、新庄が普通の誘拐犯ではないことにいち早く気づくほか、“この事件、何かがおかしいぞ”と感じていくんです。新庄と凛、この2人の逃亡劇の奥底に何があるのか…視聴者のみなさんも須之内と同じような目線で見てもらえたらと思っています。
――現場の雰囲気はいかがですか?
独特の世界観が広がる作品ですので、舞台となる街や刑事課の“色合い”、“匂い”を作るのに、最初は時間がかかりました。刑事課のキャストも初対面のメンバーが多かったので、“長く一緒に仕事してきた感”を出すことに最初は心を砕きました。2日間ほどギュッと一緒に撮影した日があって、それでコンビネーションを作ることができた感じですね。刑事課チームも出来上がってきたので、これからの撮影がますます楽しみです。
――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください
斎藤さんは俳優でありながら、常に制作陣のような目線を携えて現場にいるので非常に気持ちいいですし、静かだけど熱く燃えていてたくましさもあるのでこの役にはとても合っていますよね。
柚乃ちゃんはテレビで見る以上にキュートですね。“天才”といわれているけどませているわけではなく、とてもピュア。先日、僕が「あ、あ、あ…」と声を出しながらウォーミングアップをしていたら、「それは発声練習ですか?」と聞いてきて、となりで真似して「あ、あ、あ~」なんてやりはじめて…(笑)。とにかく人間に興味があるんだなと感じましたし、仕事も好きみたいですし、見ていて面白い。
僕ら刑事は2人の後を追うため彼らとほぼ接触がないまま物語が進んでいくのですが、遭遇したときはお互いに役が膨らんだ状態でガチンコするわけなのでその瞬間を楽しみにしています。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
この『誘拐の日』は日本ならではの新たな作品になっていますし、とても作品性の高いドラマです。ご家族みなさんで楽しんでいただけますが、ひとりでがっつり一気見したくなる作品でもあります。今、配信ドラマが話題をよぶことも多いですが、“地上波にもこんなに面白い作品があるんだぞ”という思いで現場は一丸となって撮影していますので、ぜひみなさんご覧ください!
■内田有紀(水原由紀子・役)コメント
――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください
まず原作である韓国版『誘拐の日』を拝見して、素敵な物語に引き込まれました。これを日本版としてどう描くんだろうとワクワクしていたのですが、脚本がよくできていて読みものとしても面白いし、すぐに“画”も浮かんできて、これは視聴者のみなさんのご期待に添う作品になると確信しました。この作品のみどころのひとつは、新庄と凛ちゃんの掛け合い。ミステリーでありながら、どこか愛おしさを感じられる作品だと思います。
――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?
私自身が感じたのは、一筋縄ではいかない女性だなということです。彼女にはミステリアスな部分がとても多いのですが、そういったミステリアスな顔の奥には“女性としての生き様”みたいなものが隠れているんです。ひとりの人間として、とても興味深い女性だなと感じました。
ただ物語の序盤では、視聴者のみなさんには私の素性はまったく明かされません。新庄と凛ちゃんの敵なのか味方なのか…謎の存在としてスタートするので、そこは徹底して演じていきたいなと思っています。
――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください
斎藤さんとは以前、CMの撮影でご一緒させていただきましたが、現場の要求に真摯に応える真面目な方で、人間として素敵だなと思っていました。今回、お芝居で一緒のシーンが多いので、実は共演をすごく楽しみにしています。
そして、なんといっても私は凛ちゃんを演じる柚乃ちゃんのお芝居が楽しみ! 脚本を読んでいて、彼女はこのセリフをどうやって言うんだろう…と興味津々ですし、斎藤さん演じる新庄が凛ちゃんにどのように翻弄されていくのかが楽しみです。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
この物語は、斎藤工さん演じる新庄と永尾柚乃ちゃん演じる凛ちゃん、2人の距離がだんだん近づいていくにつれて愛情が深まっていく様や面白いかけ違いが起きていくところが、いちばん楽しいところだと思います。最初から物語にのめり込めますし、どんどん感情移入もできる作品になっていると思いますので、ぜひ毎週楽しみにご覧ください。
■安達祐実(新庄汐里・役)コメント
――オファーを受けたときの率直なお気持ちを教えてください
お話をいただいて、原作である韓国の作品を見ました。一言では説明できないほどに人間関係や人々の思惑が絡み合っていて、スケールの大きなドラマになりそうだと楽しみになりました。
そして、『にじいろカルテ』『星降る夜に』に続き、3度目の深川監督の演出を受けることができるというのが、とてもうれしいです!
――ご自身の役柄についてはどのようにとらえていますか?
私が演じる汐里は、とても寂しい人です。彼女の心の中には愛がなくて、伽藍堂が広がっているような。その埋められない空間を埋めたくて、いつももがいているような人なのかな、と感じています。
――現場の雰囲気はいかがですか?
とても穏やかで優しい現場です。良いものを作ろうという熱意が充満していて素敵です。
――主演の斎藤工さん、凛役の永尾柚乃さんの印象を教えてください
斎藤さんは同じ歳ということもあり、なぜか昔から親近感がありました。その場で出てきた感情を大切されていて、それを表現することを恐れない俳優さんだなと、一緒にやらせていただいて感じています。
永尾さんは落ち着きがあって、それでいて現場ではいつもニコニコ楽しそうに過ごしてくれています。そんな永尾さんから出てくるお芝居は、なんだかいつも芯をついている気がしています。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
人間というものを、しっかりと描く作品になると思います。複雑な物語のなかでもクスクス笑ってしまうような場面もあります。楽しんでいただける作品になるように、みんなで頑張っています!