小栗旬、松坂桃李、窪塚洋介、池松壮亮ら映画『フロントライン』キャストが実際のヒーローたちと再会! 記念写真&再会映像解禁
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■阿南英明医師から小栗旬へ
小栗旬様
5年前苦しくて、苦しくて、早く終わりたい、早く忘れたい…そんな思いでした。
急に悲劇に見舞われた人たちを放置できない、できることはしたいと思いましたが、世界中から注目されて、現場・組織・政治・マスコミ・世間との間で信念がグラつくこともあったのは事実です。
でも、撮影現場で小栗さんの後姿を見たとき、完成した映像をみたとき、何度も涙しました。小栗旬さんが演じてくださった絶対のヒーロー像でない「結城」は心から共感できます。本当に素晴らしい小栗DMATが、改めて本当の「勇気」を呼び戻してくれました。再び危機に直面した時に、大切な仲間と逃げずに最善を模索しようと思います。感謝。
■堀岡伸彦さん、永田翔さんから松坂桃李へ
官僚は色々な映画で悪役として描かれがちですが、ほとんどの官僚はまさに「人の役に立ちたくて役人になった」と思っています。スクリーンには映りませんが、当時実際には私たち厚労省とDMATだけでなく、自衛隊や警察、国土交通省、医師会の方々などみんなが「役に立ちたくて」大げさではなく命を懸けて頑張っていました。「ルールを変える」そんな立松の行動の裏側には、本当は多くの人の地道な準備や調整があります。実際にはクールな立松のようにスムーズにはいかず、現場の私は何度も何度も「なんとかお願いします」と頭を下げていたことを思い出します。次の健康危機の時もきっと私たちはまたフロントラインに立つはずです。「お願いしたのは厚労省ですから」と立松のようにさらっと言えるように、次のフロントラインの責任も果たそうとこの映画から力をもらいました。立松本当にありがとう!!
■高橋善明医師から池松壮亮へ
あの時、あの場所で、私たちが感じていたこと、抱えていた思い、そして医療従事者としての誇りが、そのまま池松さんの演技の中に息づいていました。インタビューで語られていた「名もなきヒーローたちの苦悩や取り組みを、自分の体を通して伝えたい」という言葉、その真摯な想いが、スクリーンを通して確かに私たちに届きました。コロナ禍をフロントラインで戦った全ての医療従事者たちに光を当ててくださったことに、深く感謝しています。本当にありがとうございました。
■和田祥子さんから森七菜へ
映画を拝見する度に、当時の事を鮮明に思い出します。状況を把握出来ていないまま、対応をしなくてはいけなかった当時の不安感や、徐々に事の大きさを認識し始めた頃のこと、自分がしっかりしないと!と気を引き締めた時、何とかしよう! 乗り越える!と協力し合った日々のことなどそれぞれの場面での心境の変化を、森さんが本当にうまく表現してくださいました。
また、これまでDMATの存在を知らなかった方にDMATの存在を知ってもらえるとても良い機会だと思い、今後の活動においてもやりやすくなるんじゃないか、と期待します!
初めてお会いした森さんは小柄だけど、芯がしっかりある印象で、エネルギーを感じました。これからも色んなところで活躍する俳優さんだろうなと思いました。
■近藤久禎医師から窪塚洋介へ
窪塚さん、皆様、無事初日を迎えられたこと、お慶び申し上げます。
撮影を見に伺った際は、能登地震の対応のさなかで体も頭も疲れていたのですが、真剣なお芝居の姿に勇気づけられ、戦い続ける勇気をいただけたことを今でも覚えています。仙道は私のキャラとは必ずしも同一ではありませんが、窪塚さんには、福島の悔恨を経て抱いた我々の想い、災害支援活動で最も大切なのは、放射線や感染など目の前の一つのリスクを避けることではなく、命を救うことだけでなく、悲劇を減らし、各々の方が思い描いておられた人生、幸せを守ること、これを伝えていただけました。
本当にありがとうございました。
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