トム・クルーズにアカデミー名誉賞! 「レジェンドを称えるもの」

最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が絶賛公開中のトム・クルーズに、アカデミー名誉賞が贈られることがわかった。
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アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、現地時間6月17日、トムと、『グレイズ・アナトミー』などで知られる振り付け師&俳優のデビー・アレン、美術監督のウィン・トーマスに名誉賞、ミュージシャンで人道活動家でもあるドリー・パートンにジーン・ハーショルト友愛賞を授与すると明らかにした。Varietyによると、4人は11月16日にオーベーション・ハリウッドのレイ・ドルビー・ボールルームで開催される第16回ガバナーズ・アワードにて、オスカー像を手にするそうだ。
名誉賞は、映画芸術において並外れた功績を残し、その発展に貢献した人に贈られる賞。アカデミーのジャネット・ヤン会長は「本年度のガバナーズ賞は、並外れたキャリアと映画界への献身を通じて長く影響を与え続ける4人のレジェンドを称えるものです」とコメント。トムについては、「映画界と映画体験、そしてスタント業界に対する素晴らしい貢献を通じ、我々皆にインスピレーションを与えてきた」と称えた。
自ら危険なスタントを行うことで知られるトムは、長年にわたり、劇場における映画体験の価値を訴えてきた。コロナ禍において『トップガン マーヴェリック』を大ヒットさせ、プロデューサーとしてアカデミー賞にノミネート。名匠スティーヴン・スピルバーグをして、「コロナ禍に喘ぐハリウッドを救った」と言わしめた。『7月4日に生まれて』と『ジェリー・マグワイア』、『マグノリア』で3度アカデミー主演男優賞にノミネート。ほかに、『レインマン』、『ア・フュー・グッドメン』、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』、『アイズ・ワイド・シャット』、『バニラ・スカイ』などに出演している。