ヘンリー王子が不仲の父チャールズ国王に和解の申し出 兄ウィリアム皇太子は弟のことを話しもしないと関係者

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不仲が伝えられるヘンリー王子とチャールズ国王、ウィリアム皇太子。ヘンリー王子の王室離脱以来、もう5年近く不仲が伝えられるが、ついにヘンリー王子の方から歩み寄りの行動を取ったようだ。
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MailOnlineによると、ヘンリー王子は王室のシニアメンバーとの和解を求める証しとして、自身が主催する傷痍軍人のためのスポーツ大会インヴィクタス・ゲームの2027年バーミンガム大会に、父チャールズ国王と兄ウィリアム皇太子を招待する予定だそう。チャールズ国王は7年先までスケジュールを立てることで知られるため、まず今月下旬に電子メールで招待され、その後正式な招待状が届けられるようだ。
「ヘンリー王子は、インヴィクタスが彼の家族を招待することに同意しました」と関係者がコメント。「インヴィクタスは、大会に参加する傷痍軍人をサポートするために、王室メンバーの来場を望んでいます」「王室はインヴィクタスを大いに支援し、ヘンリーが成し遂げたことを誇りに思ってきました。これは彼からの和解の申し出の1つであり、おそらく実ることでしょう」と明かしたそうだ。
出席の可能性については、王室伝記作家のイングリッド・セワードも、「国王は軍への支持を表明し、ヘンリー王子の生涯最大の成功を祝福するために、出席する可能性がある」と指摘。王室ジャーナリストのケイティー・ニコルも「国王が、末息子や彼の子供たちと関係を修復したいと願っているのは間違いありません。彼は信じがたいほどの寛容さを持ち、寛大な気持ちでこれに臨みたいと思っている。ですから、国王のインヴィクタス・ゲームへの参加は、検討される可能性が確かにあります」と語ったそうだ。
なおヘンリー王子は今年5月、英滞在時の警護を巡る裁判で敗訴した後、BBCのインタビューで「これ以上闘い続ける理由がない。命は尊い。父と兄を取り戻したいから、許しは100%ありうる」と明かしていた。
その一方で、兄であるウィリアム皇太子は、もはや諦めの境地にあるのかもしれない。皇太子の友人は、同紙に対し「最近気になったのは、ウィリアム皇太子が、一切触れなかったことです。家族問題は彼にとって悩みの種でした。家族はとても親しかったので、非常に腹を立てていたのです。でも、彼はもう、話題にも出しません。変化があったようです。悲しいことですが、彼にとっては健全なことです」と明かしたそうだ。