アーチー王子&リリベット王女の王室復帰の選択肢を残したいヘンリー王子、不仲の兄ウィリアム皇太子の下では無理と関係者

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英王室を離脱し、家族で米カリフォルニアに移住したヘンリー王子。公務を行う王室の主要メンバーとなることを含め、子供たちには様々な選択肢を与えたいと考えているそうだが、関係者は考えが甘いと思っているようだ。
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今月初め、英紙The Guardianが、ヘンリー王子夫妻は、6歳のアーチー王子と4歳のリリベット王女が成長した際に、王室の高位メンバーとなるか、一般人としての生活を送るかを、自分自身で選択できるように、殿下の称号(His/Her Royal Highness)を維持したいと考えているようだと報道。Peopleによると、これが物議を呼んでいるそう。
英紙SundayTimesは、ウィリアム皇太子の誕生日関連の記事で、ヘンリー王子のこうした考えに「王室関係者が困惑している」と指摘。いずれ、チャールズ国王を継ぎ、英君主となるウィリアム皇太子の治世では、アーチー王子とリリベット王女が、王室メンバーとして公職に就く可能性は低いと報じたという。
王子の回顧録『SPARE(原題)』でも訴えるなど、確執が取り沙汰されているウィリアム皇太子とヘンリー王子兄弟。ヘンリー王子側は、自身が立ち上げた傷痍軍人のためのスポーツ大会インヴィクタスゲーム2027年バーミンガム大会に、チャールズ国王やウィリアム皇太子を招待するなど、歩みよりを見せていると伝えられるが、ウィリアム皇太子は必ずしも、同じ気持ちではないようだ。
皇太子の友人は、同紙に対し「最近気になったのは、ウィリアム皇太子が、一切触れなかったことです。家族問題は彼にとって悩みの種でした。家族はとても親しかったので、非常に腹を立てていたのです。でも、彼はもう、話題にも出しません。変化があったようです。悲しいことですが、彼にとっては健全なことです」と明かしたそうだ。
なお、2020年に王室を離脱した際、女王との取り決めで、殿下の称号を公けに使用しないことになっているヘンリー王子夫妻だが、メーガン妃が4月にインスタグラムストーリーズにて、ウクライナのユリヤ・スヴィリデンコ副首相から送られたというメッセージのスクリーンショットを公開。宛名として「妃殿下(Your Royal Highness)」と書かれており、今も称号を使用していることが発覚。翌月にもメーガン妃が出演したジェイミー・カーン・リマのポッドキャストにて、妃が贈ったギフトが紹介され、メッセージカードに王冠とイニシャルをかたどった王室の公式モノグラムがデザインされ、「サセックス公爵夫人殿下(HRH)」とサインされていたことが明らかになり、物議を醸した。