メタルの帝王オジー・オズボーンさんが死去 76歳
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メタルの帝王と呼ばれたロックミュージシャンで、後にリアリティスターとしても名をはせたオジー・オズボーンさんが、現地時間7月22日に亡くなった。76歳だった。
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Peopleによると、遺族が22に日に声明で、「言葉で表現できない程の悲しみとともに、愛するオジー・オズボーンが、今朝亡くなったことをご報告せねばなりません」と発表。「家族に囲まれ、愛に包まれていました。皆さまには、我々家族のプライバシーにご配慮いただきますようお願いします」と続けた。
1948年に英バーミンガムで生まれたオジーさんは、1968年にメンバーのトニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードとともにヘビーメタルバンド、ブラック・サバスを結成した。後にソロ活動をスタートさせ、コウモリの頭を噛みちぎった1982年のステージは伝説となっている。2019年にはブラック・サバスとしてグラミー賞生涯功労賞を授与された。他にも複数のグラミーを獲得している。
また、2002年にはMTVにてリアリティ番組『オズボーンズ』がスタート。2005年に放送が終了するも、20年近く経つ今も再放送を望む声が上がるなど、人気を博した。
2020年1月に身体の自由が利かなくなる難病パーキンソン病と診断されたことを公表。2022年に大手術を受け、最近は歩くことが出来なかったが、今年2月には、故郷バーギンガムで、20年ぶりにブラック・サバスの結成メンバーが顔をそろえる一夜限りのチャリティ公演「フェアウェル・コンサート」を開催することを発表。言葉通り、7月5日のステージに登場し、パフォーマンスを披露していた。
