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香川照之主演『災 劇場版』2026年公開決定&サン・セバスティアン国際映画祭に正式招待へ

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映画『災 劇場版』場面写真
映画『災 劇場版』場面写真(C)WOWOW

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 香川照之が主演する映画『災 劇場版』が、2026年に劇場公開されることが決定。また、第73回サン・セバスティアン国際映画祭のコンペティション部門に正式招待され、日本公開に先駆けて同映画祭でワールドプレミア上映されることも明らかになった。

【写真】香川照之、“災い”をもたらす“男”役を怪演 インタビュー撮り下ろし&場面カット

 本作は、今年5月からWOWOWで放送された連続ドラマW『災』をリビルドした劇場版。各話完結する全6話の物語を、時系列や展開を大胆に再構築することで、世界観やテーマ性を引き継ぎながらもまったく新しい新作映画として生まれ変わらせた。

 本作は、その独特な映画の構造によって、観客を未知なる“恐怖”に導いていく異色のサイコ・サスペンス。交わることのない“6人”とそれぞれの日常に、いつの間にか紛れこんでいるひとりの“男”。しかし、その異質さに気づく者は誰もいない。唯一すべてを見渡している観客だけが、男の存在に底知れぬ恐怖を抱くことになる。そして6人の人生には、なんの前触れもなく”災い”が降りかかる――。

 手掛けたのは、これまでに短編映画2作がカンヌ国際映画祭に正式招待され、長編デビュー作『宮松と山下』ではサン・セバスティアン国際映画祭の「New Directors」部門に正式招待されるなど、斬新な映像表現で発表する作品ごとに世界の注目を集めてきた監督ユニットの2人。NHKのドラマ演出などで活躍してきた関友太郎と、8月29日公開の注目作『8番出口』で共同脚本を務めている平瀬謙太朗が、本作の監督・脚本・編集を担当している。

 このたび、本作が、スペイン語圏最大級であり、ヨーロッパでも高く評価されている映画祭のひとつ、サン・セバスティアン国際映画祭のコンペティション部門に正式招待されることが決定した。近年の同映画祭では、『百花』(2022)で川村元気監督が監督賞を、『大いなる不在』(2023)で藤竜也が最優秀男優賞を受賞し、いずれも日本人初の快挙として大きな話題を呼んだ。世界はもちろん、日本国内からの注目度も高い映画祭である。

 関・平瀬監督は前作『宮松と山下』において、新人監督の登竜門とされる同映画祭の「New Directors」部門に正式招待されており、今回で2作連続の選出となる。本作ではコンペティション部門へと見事にステップアップし、2026年の日本公開に先駆けて同映画祭にてワールドプレミア上映が行われる予定だ。

 また、正式招待の発表にあわせて、香川照之演じる“男”が暗闇の中で振り返る不穏な場面写真が解禁。あわせて、関・平瀬監督、そして主演・香川からのコメントも到着した。

 映画『災 劇場版』は、2026年公開予定。

※香川照之、関友太郎、平瀬謙太朗のコメント全文は以下の通り。

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<コメント全文>

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